青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

金八レビュー第4話〜敬語

 ちょっとタイトルも決まったところで、思ったことを書き殴りのように書いていきます。途中見苦しい部分があると思いますが、そこはご了承下さい。ネタバレありです。今日ちゃんともう一度見て、それから書いています。


 今回は遂に金八先生がお叱りを始めました。いや、それにしても約1年もよくあの無法地帯を我慢したな、と。僕だったら抜本的に革命しますよ。
 今回の大きなテーマ、それは「敬い」です。確かに今の日本は年上の人を敬うということが少なくなっています。それは確かに子どもが悪いと言う部分もありますが、現代的な問題で言うと、どうも大人が関係してくる。大人が優しすぎるのですよね。叱るべきときに叱らない、躾をすべき年齢に大人の対応をして、ものをきちんと教えられない・・・、そんな現代だからこそ善悪の知らない子どもが増え、善悪の区別が出来なくなっているのだと思います。昔は怖い人っていました。僕が小学校のときや中学校1年生のときはやっぱり先輩ってすごい怖い存在だったから出来るだけ近づかないようにしよう・・・そう生きてきました。だから、今の僕はきっと後輩からみて威厳のある先輩には絶対になれてはいないはずです。現に、僕が学年が下だったときに怖い存在だった先輩が、いざ僕らの代が最高学年になったときには下の学年の子がものすごく生意気で態度がでかいように感じられたんですよ。これは、やっぱりその学年の子が悪いんじゃなく、僕らが威厳がなく優しいだけなんだ・・・、そういう風に思いましたね。動物の躾に例えるのはよくないのですが、やっぱり飼い主(人間で言うと年上の人)が威厳を見せ、叱ってやらないとああいうのは直らないと思います。今の世の中は明らかな縦社会ですから、ああいう礼儀知らずの人間はきっと社会のアウトサイダーとなるでしょうね。それを防ぐには・・・やっぱり学校・家庭での日頃からの教えでしょうね。そこを黙認すると、本当に危ない人間になりますからね。
 だから、学校は小社会なんです。その中での規律を守る=社会に適応するということなんです。だから、日頃注意をしてくれる先生、そりゃ学生にとってはムカツクかもしれませんが、実はそういう先生こそ生徒に対して思いやりを持った先生なんですよ。学生の皆さんはそのことを覚えておいてくださいね。一番怖いには何も言わない先生ですから、そういう先生ほどある意味「怖い」人はいないですよ。
 話がそれてしまいましたね。だから金八先生は怒るのは無理がありません。でも、もう少し早く怒るべきだと思います。いやあ、それにしても今の3Bタメ口きついわあ。敬えない人間こそ本当に「怖い」人間ですから。


 今回の3Bはやはり多くの人に異質を与える感じになっているようです。反響が大きいですね。あの学級はちょっとオーバーかもしれませんが、ああいう学級崩壊の現状はざらにあると思います。


 今回の話は多少感情が交錯する場面、教師に対して、あるいは常識に対して常軌を逸した行動をとる生徒が多いですが、生徒はあくまでも演技をしているのですから、そこは割り切って欲しいと思います。だからこそ、憎まれ役の人って世間から役で定着して、いいイメージを得られないんですよね。濱田岳とか福田沙紀とか・・・。きっと3Bの人は礼儀が正しすぎるぐらい正しいと思うし、社会における一般常識も彼らのほうがひょっとしたら知っているかもしれません。だからこそ、ああいう役が出来るんだと思います。


 さて、果たして教室の抜け出した3Bはどこへ行ったのでしょうか、まさか、学園祭は演目無し?含みを持たせて来週へ続きます。長い文章でしたが、ご覧頂き、ありがとうございます。


 僕も常識知らずで、机上の空論が多く、敬語もうまく使えませんから・・・切腹