青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

金八レビュー第9話〜友情賛歌

 今回の金八は民間校長の話もありましたが、僕が一番触れたいのはやはり友情ですね。
 しゅうを思いやる29人の気持ち、あの寄せ書きは本当に宝物ですね。ああいう、一体となったクラスってやっぱり憧れてしまいます。
 万葉集の授業ですが、あれこそ真の授業だ、というものを見せられたような気がします。生徒も能動的だし、実際に言葉を使って発表する。そして、その中から真理をきちんと理解(ここではおかげさまという意味)させる。見ていて、感嘆しました。若干理想的ではありますが、ああいう授業が僕も出来たらいいな、そんな風に思いました。
 やっぱり言葉の重みって大切ですね。いにしえの人はそれをわずか31文字、あるいは17文字に自分の思いのたけを込める。そして、それを隠喩的(思いを読み取る)に理解させる。直接的な表現も素敵ですが、こういう形での間接的な表現もまた素敵ですね。
 今、日本人はメールという便利な機能を得た一方、ことばという大事なものを失いかけている、だからこそ今回の授業は心に来るものがあったのかな、そう思います。いや、いい授業でした。
 来週はなにやら性問題が起こるらしいですが・・・。それはまた来週に。


 しかし、国語も解釈がきちんと分かれば素敵な授業だなあ。来年から国語の免許もとろうかなあ。