青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 東京来て思ったのが、東京という土地の性質上、いわゆる青森県に見られる郊外型ショッピングセンターと呼ばれるような店が一件もない。だから、ある意味僕は苦労しているわけですよ。
 郊外型ショッピングセンターの先駆的な存在が青森県柏地区(現つがる市)にあるイオン柏ショッピングセンター(実は、イオングループの郊外型の第1号店らしい)なんですが、これは僕が小学校1年生の時に出来たので今から12年前ですか。特徴としては、スーパー、様々な専門店街、ジャスコグループのデパート、ゲームコーナー、飲食店街、フードコート、ホームセンターなどが2階建てで広大な土地に広がり、さらには駐車場は○階建てとかじゃなくて、広々と地上に広がるわけですよ。それが功を奏し、今ではジャスコを中心にパチンコ屋、別なスーパー、スポーツ用品店、別なホームセンターが周辺に立地し、休日は周辺道路が渋滞するまでに成長いたしました。対するイオンもボーリング場、仕舞いには映画館まで作り、まさに「そこに行けば何でもそろう」という状況を作ってしまったわけです。

 これに対抗する形で郊外型ショッピングセンターを計画したのが五所川原、そう、みなさんご存知のエルムでございます。もう、形はイオンと全く同じ。ただ、エルムはジャスコではなくて、イトーヨーカドーを誘致したわけです。そしたら、そこもエルムを中心にコンビニ、住宅地、飲食店がもう、建つわ建つわ。おかげで、ジャスコより道路は渋滞。渋滞のひどさは津軽衆なら一度は体験したはず。
 そのせいで、閑古鳥になってしまったのが、先ほども述べた五所川原大町、本町。そして、ジャスコの影響を受けたのが木造地区(現つがる市)であるわけです。木造地区のすさみっぷりは休日に車を運転すればよく分かります。
 しかし、青森県民は車が運転できないと、もはや話にならないくらい車依存が大きいところですから、ジャスコとエルムがどんとあると、そこにいくわけです。そうすると、子どもも満足するし、お母さん方も買い物が出来るし。まさに、一石二鳥なわけです。
 僕自身も津軽人ですから、ショッピングセンターが大好きですね。だから、デパートは意外と辛いです。いっそ、こういうのを卒論にすると、大学の勉強をしているな、っていう感じがして面白いのでしょうが、僕は歴史学ですから、こういうのは地理学ですから。残念。転向しよっかな。