■

　堀北真希のNONFIXはちゃんと見ました。今回は博多から九州１周の（ほぼ）一筆書きの旅。え〜、内容としては前回のに比べてすごく社会科色の強いものになったな、と。前回のはやっぱり地理的に１周するだけみたいな感じでしたが、今回は地理的に１周するだけでなく、歴史との兼ね合い（加世田飛行場と太平洋戦争、村上龍と学生運動）があって、すごくためになったというか、いろいろ考えさせられました。
　今回いち社会科の学生として思ったことは、地域学習の重要性と人物に即した歴史学習の重要性ですね。戦後６０年を迎え、平和に対する認識も薄れている時代に、次の日、死ぬための片道飛行機に乗らなくてはならない男とそれを見守るしかない女という悲しい図式があった、っていうこと自体、それ自体風化している時代・・・、もうとにかくいろいろ考えさせられました。
　歴史に入ると語りつくせなくなるのでここまでにしておきますが、今回のはいち女優（アイドル？）のイメージビデオとして見るにはあまりにも重過ぎるかな、と。

　もちろん、堀北真希はかわいかったし、普通に列車で話せた高校生は羨ましいと思いました。ＤＶＤが出たらまた多分買うかな。１年経つと女性ってちょっと変わりますね、っていうのも感じた番組でした。