青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 女王の教室がめちゃめちゃ視聴率がよかったらしいじゃないですか。やっぱ分かる人には分かるんですね。
 昨日風呂入りながら最終回を振り返っていましたが、阿久津先生こそ教師の鏡、理想の教師のあるべき姿だなと感じました。それは、「教師は徹底的な自分の犠牲の下に成り立っている職業」なのだということです。ドラゴン桜の漫画にも書いていましたが、教師は旅館や商店などのサービス業と全く一緒でお客(生徒)に対して徹底的に最大限のサービスをするという点では一緒なんですよね。阿久津先生も裏では本当に生徒を24時間見続けていた、本当にすばらしい犠牲、生徒愛です。ただそれが阿久津先生の場合は「生徒に反感を買うような教師」を外面的に演じていただけなんですよね。


 あと、世の学生諸君に言いたいのは僕は兼ねがね思っていたんですが、「むかつくけど、怒ってくれる、構ってくれる先生の方がいい先生」ってことだよ。その時は反面教師かもしれないけど、振り返ってみると、自分の印象のある先生って実は自分に一番構ってくれた、本気で怒ってくれた、常に威圧的な先生なんだと思うよ。だから、何も言わない先生ほど実は裏では生徒の事を考えていない怖い先生だっていうことを覚えておいて。これはその可能性が高いから。


 徹底的に生徒に対して犠牲を払う先生ほど、厳しい事を言うし、学校という小社会の中でも警察のような威圧的態度でいる。でも、そういう先生ほど実は本当に生徒のことを考えていたりするんだよ。まあ、本当にエゴイスティックに怒っている先生とか、内に秘めたる先生とかタイプはいろいろあるけどね。僕も生徒のために犠牲となれる先生になれるのかなあ…。