青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 今日たまたまテレビをつけたら、いきいき!夢キラリっていう番組が放送されていて、そこに大川平の荒馬が紹介されていた。少子化の中で立命館だったかのサークルの人たちがグループを結成して、大川平に足を運んで荒馬をやるというもの。
 うちの大学の和太鼓サークルもこの荒馬を取り入れていたから、ついでに見てたけど、やっぱすごいね。祭りなら何でも血が騒ぐっていうか。


 これを見て、思ったのは伝統芸能の継承者はこういう形でも存在したのか、ということ。一般的に祭りは世代交代をその集落の中だけでやっていくけど、いかんせん少子化の時代、後を継ぐ人がいないのが現状、特に荒馬とかそういう踊り系の伝統芸能になると、その伝承にもなおさら苦労を強いられる。この祭りも地域限定でねぶたほど知名度はないですからね。その荒馬に惚れ込んでやってくる県外からの若い人。じょっぱり津軽人も祭りに参加するとなれば、話は別。一生懸命教える、そして、一緒に盛り上げる。こうして新たな祭りの継承者が生まれる、いいじゃないですか。


 うちの大学の学祭とかで一度拝見しましたが、やっぱテレビで見たような三尺太鼓(ねぶた太鼓)でやってほしいですね。細いバチで和太鼓を叩いていたのにはちょっと興ざめてしまいました。いや、うちの大学のサークル否定じゃないですよ。


 ちなみにこの荒馬、今別町大川平で毎年8月4日〜7日に行われているそうです。まあ、見に行けばいいのではないですか。僕はこの時期はねぶたなり立佞武多なりで前が見えなくなるので、近いところに住まない限りは行かないでしょうが。