青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 ノリコ先生(id:noriko55)が算数を解いてました。固い頭の僕はきっと解けないかもしれません。いや、冗談抜きに。
 ぶっちゃけ算数と数学は僕が思うに、やっぱ違うんですよね。算数は四則計算に、基本的図形の性質、リットル・メートルなどの一般的な単位理解など、ほぼ実践に即しています。じゃあ、数学が実践に即していないかと言うと、そうではないのですが、一般的には普通に生活してたら使いません。
 僕が思うに、国語が学問の基礎であるならば、数学は忍耐の基礎であると思います。文系の数学嫌いの人間は、「だって、数学は世に出たら使わないじゃん。だから数学嫌い」っていう人が多いのですが、そんなのただの屁理屈に過ぎません。数学は論理的思考力を養います。数学になると、図形では証明問題が出てきます。また、高校に上がると、数学は部分点を貰うようにと、全ての問題を論理的に解かせようとします。この論理力なくして、どうして卒業論文が書けるでしょうか、また、どうして部下をなだめたりすることができるでしょうか。
 逆に理系だって卒業論文とか、学界発表とかで国語を使うんです。また、それが認められて海外へ行ったら、万国共通の英語を嫌でもしなきゃいけないんです。


 今日の教育法の時間に、社会科の授業なのに地球の外周とか、そこから半径はいくらとか、理系の物理・数学のようなことを少しだけしました。それだけ学問はリンクをしているんです。


 話が飛んでしまいましたが、算数は実践を、数学は学問を担っています。学問を学ぶことを嫌う生徒が(僕も含め)数多くいます。答えだけ知ればいいや、そんな人は世の中の末端に組み込まれます。僕がそれを歩んでいます。そうならないためには、知りましょう、疑問を持ちましょう。IQが高い人はこの疑問を見つけるのが非常に早いです。だから、推理系のアニメとかドラマとかには必ずでてくるでしょう、「どうして〜」「なぜ〜」そして、謎は解けていくのです。


 何か新興宗教みたいですが、そんなことをうちの大学では追求しています。それは次の教育を担う人材を養う教員が日々そう思っているからでしょう。