青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 知らなかった。学習指導要領が再来年度(07年度)から変わるらしい。現行の「ゆとり」に変わる次のテーマは「言葉の力」だそうで、「言葉」と「体験」を重視し、国語・理数系の授業の増大をはかるらしい。こりゃあ、うかうかしてらんないぞ。ひょっとしたら、国語の免許を取ってるから、じゃあ、国語教えてよ的なことになりかねないぞ。
 確かに僕も含め、現在では「言葉」、とりわけ直接的に意見を表明する機会というのが授業の中で非常に少ない。実際社会科の指導案とかを作って、出来る限り生徒の意見を聞きたいと思っても、生徒は反応を示さないだろう(経験してないので、あくまで推量だが)し、そういう授業を体験していない僕自身も、生徒にどう聞いていいのかが分からない。それゆえ、「言葉」をなあなあで埋めてきた衒いがある。
 それをなくすためには、まずは環境づくりなんだろうなあ。誰でも意見を表明できるようなクラス環境づくり、これに尽きるんだろうなあ。でも、それをうまくまとめるっていうのは、島田紳介ぐらいのレベルじゃないと難しいだろうなあ。



 いずれにしても、口下手で人見知りな僕には、あまりにも難しいテーマが突きつけられたような気がします。「言葉の力」かあ…。