青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 何かパソコンを持った一年生がうようよいた、そんなうちの大学でした。僕も今更ながら何かサークル入ろうかなあ、なんて思ってみたりしている今日この頃。思っているだけで実践する可能性は極めて低いだろうけど。
 民主党の代表が小沢一郎氏か。遂にきた、って感じだね。民主党もついに究極のカードを選んだわけでして。小沢さんは本当にいくつかの政党を潰してますんでね。ひょっとしたら民主党も…。
 今の状態だと当面自民党有利は動かないと思うよ、っていうのが僕の当面の見方です。自民も民主も国の現状をかんがみてやらんとしていることは根本的には変わらない感じがするんだよなあ。国債を完済するためには間接税(主に消費税)の引き上げは避けられないわけだし。小泉さんは「自分が任期中には消費税を上げない」って言ってるけど、それも要は今年の9月ぐらいが限界ってことなんだろうねえ。本当に小泉さんは天才だよ、うん、すごいよ。福沢諭吉の生まれ変わりみたいな人だよ。学問のすすめの考え方*1も、脱亜論*2の考え方も、小泉さんと考えが合致する。やっぱ慶応だよなあ。
 何かこうやって見るとつくづく小泉純一郎福沢諭吉に見えてきちゃった。将来一万円札が小泉さんになる日も近いか、なんておっかない皮肉を言ってみたり。


 ってなわけで諸君、一万円札が欲しけりゃ勉強しやがれって福沢さんが言ってるんだよ。勉強しようぜ。
 僕はこの考え方は今の子どもたちに「どうして勉強しなきゃいけないの?」って言われたときの一つの答えになると思うよ。だって、結局将来は一万円札が欲しくて仕事をするわけだし、その一万円札に書かれている人が「勉強しろ」って言ってんだから、こりゃあ勉強するしかないでしょうが。まあ、この考え方はひねくれてるけど、世の中って澱んでんだからこれくらいひねくれた理由があってもいいでしょ。子どもたちの夢を潰すような答えだけどね。高校生ぐらいだったらこの理由でもいいかもしれないね。

*1:天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず、この思想は、現代では大方「平等思想」という形で賛美されているが、この初編をさらによく読んでいくと、人間世界は平等ではなく、しかもこうした差があるのは「学ぶと学ばざるとに由って出来るもの」とされている。つまり、学問(実学)をするものは必然的に上に立ち、学問が出来ないやつは下で甘んじるといった一種の官僚主義的な思想がそこには隠れている。

*2:詳しくは検索し原文を読んでほしいのだが、簡単にいうと、西洋列強諸国に追いつくためには中国などアジア諸国と仲良くしないで、むしろアジア諸国を列強の如く支配するような立場にすべきだという考え方。後の日清戦争に影響を与えた。