アイドル末期考

　最近、アイドルがどうでもよくなってきた。それは果たしていい傾向なのだろうか？もちろん、雑誌とかは毎週欠かさずチェックはするし、注目しているアイドルとかはいる。だけど、イベントに行く、とか、そこまで向き合うことができなくなった。そりゃ、自分の中で悩んでて、自分の範疇では忙しいからっていうのはある。何ていうのかなあ、ビビッとくるアイドルがいないんだなあ。堀北真希も僕がファンになってから早２年、今や日本を代表するティーンの女優さんに成長したと思います。知ってくれている人、ファンも増えたと思います。だからこそ、もうお役御免な感じがしているんだよなあ。少なくとも僕は昔からマイノリティが大好きで、マジョリティの中に自分が埋没することを極度に嫌っている性格だから、今少ないものには食いついておけ、みたいなのが好き。それで、成功を遂げたら、なおさら嬉しいしね。
　何か３年生になって、自分の周りにあったものが全て消えているのが目に見えて分かる。アイドルを追いかけることしかり、ラジオの投稿しかり。というか、僕の東京での２年ってこれだけやってたわけじゃん。それが今音を立てて…。

　だから落ち込んでいるのかもしれません。僕の今の気分は平家が都落ちを決心した、あんな気持ちです。