青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 別に教えないんだけど、秀吉の朝鮮侵略のところで指導案書かなきゃいけないから、って図書館で韓国の歴史教科書が翻訳されてある本を読んだわけ。いやあ、価値観を揺さぶられるね。多分ハングルを漢字にする関係なんだと思うんだけど、1910年の韓国併合以降の日本のことを「日帝」、そして、日本が降伏した=朝鮮では光復したですからね。いやあ、歴史認識って本当に不思議だわ。


 でも、こういうのって正直教えるのは勇気がいるので、あんまりやりたくないんですよね。もちろん、侵略と位置づけて日本が全面的に悪いっていうことを教科書はアピールしなきゃいけないし、教育もそうでなければならないんだけど、ならないんだけど、じゃあ、なぜ秀吉は朝鮮を武断政治=侵略行為を以て侵略しようとしたのか、それを繰り返すかのように、20世紀前半になぜ日本は侵略行為を以て朝鮮を支配しなければならなかったのか、っていうことの方が歴史を考える上では、大事なような気がするんだけどね。生徒にとって歴史を学ぶ切実性を持たせないと、単なる眠い授業でしかないわけですし。う〜ん、難しいね。


 ってこんなことしてないで、早く指導案、指導案。