青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 最近、教育のニュースがものすごく前面に出てるね。いじめとか、いじめとか、自殺とか、未履修とか。
 でも結局、いじめってゆとり教育の末尾の結果なんだよね。前回ゆとり教育を推し出した学習指導要領を出したのが、1970年代後半。その結果どうなったかっていうと、ゆとりどころか、塾通いが増え、さらには校内暴力が増えまくったわけですよ、ちょうど金八先生の腐ったみかんがあの辺りだと思いますので。


 ってことは、


文科省はやってること変わらんじゃないですか。


 教育関係の授業では振り子カリキュラムっていう言葉が必ず太字になります。これは、日本に限らず、世界でも起きていることです。学力中心になれば、ゆとりがいいといい、ゆとりで問題が出れば、学力がいいと叫び、その度に、国のお役所はあっちこっちあっちこっちって振り子のように方針を変えていくわけです。


 よりよい方向に向かっていくのならいいのですが、結局やってることと、起きている問題は全く変わらないわけですよ。だからよく言うでしょ、「歴史は繰り返す」って。教育行政も全く同じわけです。で、その度にその場しのぎを繰り返して、で、また問題が起きないと動かないわけです。


 問題が起きないと動かない姿勢は、歴史の中でもいっくらでもありますよ。今も昔も変わらんわけですよ。でも、そこで「しょうがない」って思ったらそれこそ負けですから、徹底的に世論によって教育を動かしてほしいと思います。でも、子どもを置いてけぼりにしないようにね。