青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

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 今野球留学による授業料免除が問題になってるけど、それは野球憲章の13条に違反する条項なのかね。それも違反だとしたら、それこそ甲子園がつまらなくなるし、子どもの夢そのものも破壊することになるんじゃないかね。だいたい授業料免除=奨学金制度のことでしょ。奨学金ってもともとは家計に余裕がない家庭が子どもに教育を受けてもらうために創設されたものでしょ。これが違反ってなると、大袈裟にいえば奨学金制度そのものを違反だ、って言っているのと同じなような気がする。
 金銭授受と授業料免除は、同じ13条の規定では裁けない、別の問題のように僕は感じるんだけどなあ。


 で、このニュースを聞いたときに僕が思ったのは世界史の未履修問題とよく似てるなあ、って思ったことね。まあ、野球留学の方は憲章適用は解せないけど、規約違反を黙認していたっていう点では両方とも似ているし、それをなぜ今更つっつくのかな?っていうタイミングでニュースになり、それが全国で常習化している実態が明らかになる。


 だいたい法律や規則なんて上のご都合主義に決まってるんだって。それをいかにすり抜けて生きていくかが人間のステータスなんだよね。歴史だって早い話が権力闘争の歴史なわけだし。それをそうだと思って諦めるか、それとも何らかの形で意見を表明していくかは、それこそ自分にかかっているわけだよね。まあ、自分もどちらかというと前者の側面が強くてニヒリズムっぽい感じだけどさ。


 とにかく両者に共通するのは「対象生徒がかわいそう」ってことかな。そのぐらい弾力化することぐらいできないのかしら。