青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 昨日の更新が12時ごろだったので昨日の話から。
 昨日はあの後独りカラオケに行きました。1時間半ほど誰かと一緒に行ったら歌ってもぽかーんとされてしまうような歌(ナスカとかalutoとかヴェッカーのOPとか)から、歌えはできるけどちょっと知ってないとぽかーんとされてしまうような歌(TMRとかラルクのそんなに知られてないやつとか)、後はCDでは借りてないけどためしに歌ってみた歌(ミスチルとかゴスペラーズとか)、そして最後は大塚愛、みたいな流れで90分歌いました。不思議なことに本気で目をつぶって歌手がよくやるような手や足でリズムを取りながら歌うからでしょうか、声の出がすごくよく、最後は大満足して帰りました。
 その後、大学にってピアノいじって帰って来ました。偶然いきものがかりの「茜色の約束」のサビの出だしが耳コピできて少し感動を覚えました。
 


 今日は午前中はボランティアへ。最後に行った週末に風邪をひいて以来なので2週間ぶり。久々に社会科(1年の地理)も見学できた。数学はいつものクラスに。あんなにわいわい証明問題が解ける授業もないよなあ、とは思う。自分が目指している授業がそこにはあるような気がするから、最近はそこしか行かない。行ける日も木曜日に限られてるからいつも行ってるクラスを作ろうってことで毎週やってるんだけどね。そのせいか、今日証明問題に苦しんでいる生徒に証明問題のヒントを出したら「先生最近数学の先生(もちろん名字で)に似てきたね」って言われた。ってことはすれっすれのヒントを出しているとプラスに評価して、ああ、自分もそこそこ様になってきてるのかなって感じを抱いた。ただ、その先生の証明問題は結構厳密に解くことを求められるから、行き当たりばったりな自分としては結構疲れる作業なんだけど。
 そうやって考えると、難しいものを要求する先生の授業ほど授業が盛り上がるっていう、これほど東の授業のアンチテーゼを示している事例はないなって感じがする。もちろん、そこには厳密な答えがあってのことだけどね。




 午後は一休みしてから、ゼミの先生のところへ。サシで話したのは多分初めてだと思う。概ね授業はあんな感じでいいし、これなら実践できるって褒められた。あの人が褒めるなんて珍しい。まあ、作ってて「あ、これは先生ウケするわ」とは若干感じてたけど。後は中心発問を前面に出せば大丈夫だって言われた。
 ただこれで終わらないのが大学の先生。1時間半ほど話を聞いていた。まあ、火曜日もなんとなくそんな話になったけど、「身近にある素朴なものから世界が見える」的な授業、これが社会科の理想の授業だろって感じかな。これに関しては自分もこういう社会科の授業が社会科の完成形だろうなとは常々感じていることで。具体的な事例として「日本人が抱くインド人のイメージから、アヘン戦争以降のインド社会、さらにはガンジーの理念まで見える」っていうのを紹介してもらい、すごく感動した。しかもそれがうちの大学の授業のレポートで出されたものだっていうから、本当にすごい才能は眠っているんだなって思った。
 後は「マンモスは地球温暖化によって滅んだ」という意外性のある授業(ただこれに関しては意外性だけで、何を伝えたいかまでは見えてこなかったけど)も紹介してもらった。うちの大学の底の深さを感じた。と同時にもうひとつの話の中心としては「なんでうちの学生はあんなに知識があって、それを活かせないんじゃ」って話にもなってた。「やっぱ、実生活に知識が活きてこないんじゃろ。というか、そういう社会科しかやってきとらんからじゃろうな」みたいなことを言ってた。それは本当に一理ある。だから全部に全部、こういう素朴概念から感動を呼ぶものはできないだろうけど、単元に一時間ぐらいは(中心発問ぐらいは)こういう「いもづる方式」の社会科が必要なのかなとは今のところ感じている。


 それと「あんたは下手に歴史教育をやらんほうがええ」とも言われた。…自分もそう思います。


 後は今日から学期が始まったせいか、ピアノの部屋が全部使われてた。悔しいから明日は朝イチで行ってやろうと思います。