青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 境沢強いね。全勝じゃん。


 昨日はバイトでした。ええ、ひたすら漢字の採点。昨日は7時間で約4000人の漢字の採点をしました。速度を追い求めるのが楽しくなって止まらなくなったりとかもしました。あ、でもちゃんと見ているので採点にミスはないと思います。帰りは人身事故の影響で1時間ほど足止めを食らいましたが。


 今日もバイト。一応あらかじめ設定していた出勤予定時間は今日の勤務で完了したので後は行っても行かなくてもって感じ。今日は今日で評論の80字記述の採点。80字だから読むのも大変だし、採点基準も複雑。だから昨日とは打って変わって300みるのに2時間っていう超スローペース。おかげさまで疲れはしなかったけどね。
 それにしても高校生は漢字ミスとか「。」のつけ忘れとかケアレスミスが多い。確かに模試やってたら確認する時間がないほど時間的余裕はないけどね。あと、たまーに読めないのが来るとちょっとムカッとくる。やっぱ字がうまい人は得をします。専門用語でハロー効果っていうけど、やっぱそれを強く感じる今日のこの頃です。


 で、夜はゼミ。研究の初歩の初歩をやっているので耳が痛い。というか、自分がこれから行く先(大学院)で何がやりたいんだろう、って最近疑問に思えてきた。自分にとってやりたいことがない!ぶっちゃけ自分にとっての大学院進学は学問がしたいのではなくてモラトリアムの延長とまだまだ子どもでいたいのと、教材研究をしたいだけなんだってことを強く自覚している。その意味では今日社会科教育学の学問領域の話を聞いて、自分がやりたいことはそこにはないかも、って思えてきた。とりあえず今自分がやりたいことは、授業のためのネタ集めと、それに基づいた教材研究と、単元の構成。それだけ。だからカリキュラムがどうだとか、学習指導要領批判だとか、構成主義がどうだとか、社会科の本質だとか、そういう議論はあんまりしたくはない。やっぱり自分は社会科の生命線は授業だと思っているから、その前提たる理論は今更議論だとか批判だとかそういうことはしたくない、っていうのが本音かな。



 で、それを考えるとやっぱり現場出て実践した方がいいのかな、とも思えてくる。でも、若いうちに専修免許を取って、後はずーっと60まで現場でっていう気持ちもある。それを同時に叶えてくれるのが教職大学院。でも、教職大学院は定員が少ないし、おまけに知り合いがもう4月からずーっと行くって言っているし、某プロジェクトでも教職大学院に行くって言っている人はいっぱい見てきたし、だからこそ自分が行くことに若干の罪悪感も抱いている。しかも自分はもし落ちても…っていうのがあるけど、彼らにとってはそれがないわけだし。



 先週の月曜日に進路を決めて、だけど火曜日に未練たらたらに説明会に行き、しかも金曜日には教職大学院進学として名簿削除保留を申請したりで、今になって結構揺れている自分がいたりします。卒論もあるし、進路もあるし、大学院への絶望感もあるし、ボランティア先への罪悪感もあるし、太っちゃったし。今までピュアに生きてきた自分が徐々に黒いもの、現実社会を目の当たりにして、恐れをなして飛べない鳥の状態でいます。人生迷うところがあるとき、自分はいつも逃げてきました。今回も逃げているだけなのかもしれません。そう思うと自分が情けなくなったり、4年間が無駄だったのではないかと思えてきたりしたりで。


 苦しいっすね。これがわがまま放題に育った自分の本音です。