青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 今日は16時に家を出ました。というのも昨日の夜もミューコミ後、卒論。その影響で今日朝起きれず、午後からまた卒論。さすがに3時間ぐらいで集中力が切れてくる。しかも3時間やっても進むのはせいぜい3000字ぐらい。しかも、今まで青森県史にこだわりすぎていて肝心の鎌倉時代の安堵や所領支配の全体的特徴が全く分からないから結局、ひとつの論文に肩入れして叙述。第2章までは比較的バックグラウンドがあったから何とか書けたけど、第3章は11月に思いついたばかりでバックグラウンドも傍証となる史料もないもんだから、すんごくきつい。普遍性を求めることが、論文を書くことがこれ程きついとは思わなかった。いかに自分が歴史学でだらけてきていたのかがすごくよく分かる。手に取るように分かる。そして同時に情けなくなる。論文は自分をさらけ出すことだ、って誰かが言っていた気がするけど、本当にそんな感じ。日記とは全く違う難しさや面倒臭さがある。教職を蹴って、こんなのをまた2年かけて、しかも今度はもっと枚数を多くして書こうとしている自分がいるんだから本当に驚きだ。あと、就職活動で周りが内定をもらっていて自分だけまだもらえていないときの気持ちが何となく分かった気がする。


 その後は授業に出て、ゼミに出た。もうゼミにいくことはないでしょう。あそこで得るものは何もありません。そして老兵はただ立ち去るのみ。あそこのゼミはまたうちらが入る前の弱小ゼミに戻っただけの話です。それにしてもうちらの代の時は本当にレベルが高かった。地方の公立高校が何を間違えたか、光星学院を破っちゃったっていうぐらいの感じ。ま、それも今年度になって戦力ダウンしただけの話。さすがに歴史で批判することをもうやめた人間なのであそこのゼミにいても意味はないですし、自分が教育できるものでもありません。自分が聞き役に回ってもいいんだけど、回ったら回ったで何もしないだろうし。さすがに自分ひとりではどうしようもできないので諦めることにしました。先生にはかわいそうだけどさようなら、中世史ゼミ。


 ゼミ終わりに、ラーメンを食べて帰りました。