青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 土曜日は用事があって新宿、日曜日はお呼出があったので東京駅周辺→四谷→赤坂。そんなこんなで土日はお勉強もせずにだらりと過ごしました。
 今日は授業が1個休講になってラッキー。他の院生と野球&サッカートークをしていました。
 で、休講にならなかった授業で、ぶたのPちゃんの実践を見ました。あれは独りで見てたら150%泣いてたけど、外だったのでグッとこらえました。ざっくり説明すると、とある小学校のクラスで3年間「Pちゃん」の愛称で飼った豚を通じて、命の大切さを知る、みたいなドキュメンタリー。もはやあれは授業ではなくドキュメンタリーでしたね。最後は卒業に際して、その豚を他のクラスに育ててもらうのか、それとも食肉センターへ持っていくのか、ということでクラスが揺れる、って感じの。
 ドキュメンタリーとしては完璧だけど、これを教育と判断するのはすごく難しいなと思う。でも、実際のところここのクラスは「Pちゃん」や「命」と関連させて算数とか、図工とか、国語とか、そういう教科を教えていた、いわば問題解決学習の先駆けみたいな授業。よく教育で言われる「切実性」という観点に立てば、素晴らしい教育実践になるかとは思う。
 でも、そこに「命」や「死」という教育ではタブーな概念が思いっきり入り込んでいるところにこの教育の問題はあるわけでして…。


 これ、どっかで見た気が…と思ったら、多分学力低下が叫ばれたときに5時間ぐらいかけて教育の特集をやっていたときに(たけしの日本教育白書を)見たのだと思う。もちろんこの実践は現状肯定の問題解決学習のタイプで、だった気がする。


 ま、そんなのがあって、ようつべで「日本史のアクエリオン」とか見てたらもうこんな時間です。


 あ、あと今日見た実践は、ブタがいた教室というタイトルで妻夫木聡主演でやるそうです。来年公開らしいですよ。