青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 火曜日、授業とゼミ。夜は京都から突然の来客。そのままとりとめもなく話しつつ一泊。
 水曜日、授業。皮膚科の先生がソフトバンク…(以下略)。
 木曜日、授業。来週から小学校で授業する打ち合わせ。こっぴどく怒られました。が、僕はあんまり関与していなかったのでもはや他人事です。



 昨日のそのとき歴史が動いたの岩倉使節団のやつは、内容自体はまあまあだったけど、教材開発の発想に立つとだいぶ面白い視点で描いていました。
 つまり、「近代の日本はどういう国家を作っていくべきか」という問いの下、資本主義体制のイギリスと、民衆が力をつけているフランス、そしてビスマルク主導の下、帝政を行っているドイツ。主にこの3つの国家体制を主軸として描くことで、資本主義が抱えている矛盾と、なぜドイツの在り方が日本に受け入れられたかが分かりました。



 中学校の教科書でも、「日本と政治システムのよく似たドイツを参考に…」と書いていますが、それをイギリスなどと対比させることで、国家には様々な支配の在り方があるのだということを理解させているだけでなく、明治期の世界史も学べるという一石二鳥の発想でした。
 いやいや本当にいい視点を、ごちそうさまです、って感じですわ。