青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

人生16回目の授業をしました。

 そして今日。自分の授業分で附属小での授業は終了。でも、やることは実質昨日のやり直し。
 きっと子どもは飽きてるんだろうなあ…



 そう感じてはいるけれど、まあ仕方がないです。将来現場に入ったときの教育実習生のフォローってこんな感じなんですかね。




 テーマとしては、裁判員制度の評議を体験させるもの(事例は三匹のこぶたの殺オオカミ事件)で、前回は判決を中心に出したら見事にすべてのグループが一致。少数意見とかが捨象されていたので、今回は



 この判決ではこぶたは裁判をやり直してしまうよ(三審制の説明)。しかも、裁判員制度は第一審しかないんだから、裁判員制度を意味あるものにするためには、きちんと双方に納得のいく理由で判決を出さないと




 と説明して、もう一度議論させました。




 しかし、根本的に話し合いの時間が少なかったので、話し合いまでには至っていないようでした。説明の部分もかけ足になってしまったので、多くの子どもには伝わっていないような雰囲気がありましたし。
 それでも、児童は判決を出そうとしていることや、裁判のやりとりに関係ない理由を挙げていることを少し諭しつつも、何とかいろんな理由があって、判決や理由が変わっていく様子が見えたのではないかと思います。




 それにしても45分という時間はすごく短い。中学校や高校で実習をしてきた人間にとっては、あと5分っていうのがすごく大きいのだということを改めて感じました。それに、前の時間がおしていたので実質45分もなかったですし。時間配分がすごく難しかったですね。



 無難に終わったというのが正直な感想です。




 それにしても今回授業をしたクラスは、相当知識を持っていますね。「三審制」という言葉を何人かは普通に知っていましたし、意見とか感想とかを書かせると、びっしり書いてくる。これも、普段の担任の先生の指導の賜物なんだと思います。だからこそ、逆にくせ者だった部分がありましたね。冷静というか。




 本当にご迷惑をおかけしました、って感じですね。




 どうでもいいですが、自分、小学校の免許持っていないので今回の授業は完全に無免許運転ですね。