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ただいま1月12日午前4時。
今日はお囃子行ってきました。うん、そのまままっすぐ帰ってきたので普通でした。特に何もなく。少しストレス発散になったかな。
行き帰りの車中では、この本を借りて読んでました。
- 作者: 遙洋子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/01
- メディア: 単行本
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東京大学の社会学者の上野千鶴子氏の下で学んだ筆者の体験記みたいなものでしょうか。ただ、体験記ではあるのですが、「おおおお、これが本当の学問ってやつか。学問をやっているやつって怖ええええ」と思わせてくれる本です。
とりわけ社会学者は既存の社会に対して疑問を持つ学問。上野千鶴子はとりわけジェンダー論で有名ですね。歴史学者に対しても従軍慰安婦論争で平然と「歴史学って学問なの?」とけんかを売った人物。最強の女性と筆者は称していましたが、本当にそんな感じがします。
…読めば分かりますが、あの質問攻めは自分だったら本当にイライラしますね。でも、イライラしたら議論的には負けなんですよね。
特に女性は一読をおススメします。あなたの社会に対する見方が大きく変わると思います。女性にとっては本当にいいかもしれないです。ちくま文庫でも出ているので廉価で買えますし、絶対に面白いです。
ちなみに自分がこの本を借りたのは、完全に指導教官対策です。どうやって自分の主張を述べてやろうか、と。