青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 今、自分は数ある教育目標の中で、やっぱり「授業」というものに絶対の自信をもってやっていきたいと思って頑張っている。そのために新聞記事、テレビなど常に教材研究のアンテナははりまくっているし、とにかく板書の指示は徹底するし、テストだって260枚丸つけして、その上200冊近いノートチェックも行う。
 当初はお互いに戸惑いもあったのだが、ここ最近は学校も落ち着いてきたからか、自分のスタンスに慣れてきたからか、当初よりはスムーズに授業ができている気がする。
 自分は地理の専門家ではないので、地理についての細かい知識は全然ない。だからこそ、社会科教育学の知見を活かして、社会科としての地理というのを常に意識してやっている。例えば、ヨーロッパを扱った時には、PIGS(ヨーロッパの財政危機)やデンマークを事例に大きな政府と小さな政府の違いの話をしたし、中国を扱った時には、尖閣諸島の話もした。まだまだ足りない部分はあるが、できるだけ「なう」な部分を強めにやっているつもりである。




 そんな今の1年生はもうあと3カ月で2年生になる。うちの学校のカリキュラムの関係上、地理をメインに教えている自分は今の1年生を来年度も教えることはほとんどない。12月の段階で全クラスに




 「自分が来年の社会科(2年生は世界史)を持つ可能性は3%しかない」*1




 と1年の全クラスの生徒に言いふらしてまわった。そしたら、




 「来年度も、先生の社会科がいい」
 「3%にかけてみる」




 そんな声を聞いた。











 あと3カ月、今の1年生のためにもっと自分は頑張っていこうと思う。そんな2011年1月1日。ハッピーニューイヤー。

*1:例えば、今世界史を担当している先生が異動し、代わりの地歴の先生が地理の専門家で、地理を教えるとなった場合があるが、基本的に今のまま異動がなければ、このまま