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今日は、バレーボールの大会がありました。
今年のチームははっきり言ってうちの学校史上一番の強さなので、2日目に行くことも期待されたのですが・・・
予選リーグは2−0、2−0と連勝し、コート決勝まで進んだものの、決勝で惜しくも1−2で負けてしまいました。
夏と同様に2日目までに行く予定だったので、個人的にはすごく悔しい。
でも、生徒が心からバレーボールを楽しんでやっている、というのが見えたのですごくよかった。
でもでも、来年度は主顧問の先生が異動されてしまう。
うちのバレーボール部の強さは主顧問によるところが大きいし、生徒も全面的にその先生を頼って頑張っている。
今日のバレーボールの楽しさも1週間前の徹底的な練習があったからこそだし。
万が一、バレーボール経験者が後任に来なかったら・・・
バレーボールど素人の僕が、彼らのモチベーションを維持させていくことができるだろうか。
そう思うと、ものすごく不安に襲われ、今日は何だか眠れないのです。
明日学校なのに・・・。
聞くと今年は、20名以上の先生方が異動対象となったらしく、大幅な刷新がなされるようです。
でも、その大半の先生が、新設校だったうちの学校の歴史を支えてきた先生方ばかり。生徒指導がとてもうまい先生方の多くがその対象になっています。
だとしたら、あと2カ月で自分に出来ることは何だろう・・・。
人付き合いが苦手で、コミュニケーションをとることが億劫だと感じる、ゆとり世代真っ只中の自分は、変われるのだろうか。
そう思うとすごく不安・・・。
僕には何となく「いい学校」、「素晴らしい学校」と呼ばれているうちの学校が、音を立てて崩れてしまうのではないか、という危うさを感じてなりません。
だからこそ何とかしなければ・・・
でも、できることは限られている。
じゃあ、どれが一番重要なんだろう・・・。
僕の能力で、僕のキャパシティでできることは何だろう・・・。
「初任者だから」と守られていた今年度
大幅刷新で、今までお世話になった、教科の指導教諭、部活担当の先生も、みんな3月でいなくなります。
そしたら自分は、本当に「自分で」生徒と向き合い、生徒と格闘しなくてはいけません。今までみたいに感情を押し殺すことはできなくなります。「いい先生」ということもできなくなります。時には、自分が殺されるぐらい恨まれるようなことをしなくてはいけないと思います。
ソノカクゴガオマエニハアルカ
今日の試合の反省会で自分が言った言葉
そっくりそのまま同じ「刃」が自分にも突き付けられているように思います。
とにかく2年目は真価が問われると思います。生徒会、部活、文化祭、あらゆるものが自分に降りかかってくるように思います。
その時に自分は、どこまで犠牲にできるだろう。どこまで自分を貫き通せるのだろう。
実は今年こそ、自分が教師を30年間続けていけるかどうかが問われるような気がしてなりません。