青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 宮城県震度7地震があり、東京でも震度5強地震がありました。
 自分はこのブログを書いているわけなので、無事です。



 地震があった時、自分は学校にいました。
 最初は少ししか揺れなかったので、震度3ぐらいかな、と思っていたらどんどんどんどん強くなり、最終的には立ちにくいくらいまで揺れました。
 学校自体は午前授業だったので、帰っている生徒もいましたが、残っている生徒もいたので、全員をグラウンドに避難させました。



 その後、徒歩と自転車の生徒は帰しましたが、電車が一切動かなかったため、電車通学の生徒は校舎内で宿泊という形になりました。
 そのため、職員も校内に残っている人は全員校内で一泊という形に。
 また、帰宅困難者が何時間もかけて大通りを歩いている姿が多く、本校もトイレ休憩の場所として(帰宅ステーションとして)学校を開放しました。そしたらすんごい人の数。だいたい1500人くらいがトイレを利用したそうです。



 普段から21時ごろまで学校に残っているのですが、さすがに深夜まで残るのは初。また、お家に着いたらバタンキューが普通なので、深夜に入ると眠くてしょうがない。さすがに4時ごろには眠い&寒いってことで、ちょくちょく仮眠をとらせてもらいました。
 そして、朝の8時に帰宅ステーションが解除になり、8時半に学校から帰りました。



 こんな事態なので、今日予定していた部活はなし。また、明日行く予定だった本校の職員旅行(伊豆)もキャンセルという形になりました。




 実家も青森県とはいえ、日本海側なのでそれほど被害もなかったようです。東京の家の方も、ちょっとドアの建てつけが悪くなった以外は特段被害はありませんでした。




 しかし、東北出身者として、今回の岩手・宮城・福島を始めとする太平洋側地域の方々が一刻も早く普通の生活に戻れることをお祈りしています。
 テレビで見たその光景は、かつての関東大震災阪神・淡路大震災の写真や映像を見ているかのような壊滅状態。聞くと今回の地震は、阪神・淡路大震災の180倍、関東大震災の30倍のエネルギーを持った、国内最大、世界最大級の地震だそうで。
 もともと、多くのプレートが存在しているため、大規模な地震がいつ来てもおかしくない国が日本。とはいえ、今回の規模はあまりに大きすぎるものでした。
 これを機に、防災のことについて、地理など、社会科を通じて考える必要があるのかもしれませんね。