敢えて無題

　来年度、まだ正式じゃないけど、自分は1年生の担任になるようである。
　うちの担任業務は、今の担任の先生を見ているととても大変そうだ。何より僕が大嫌いな電話対応や他との折衝がある。一人でいることをものすごく好む、自分の世界を侵害されるのは誰であろうと許さない僕にとっては、結構なストレスになることは間違いない。
　特にこの2年で、大人と付き合うことの難しさをまざまざと感じる。変に気を遣ってしまい、逆にストレスをためてしまう。例え年が2つくらいしか離れていなくても気を遣う…そんなことないか。でも、5つから6つ離れていると、向こうが気軽に話しかけてくれないと、僕も黙る。相手の顔色をうかがってしまう。

　でも、僕が選んだ仕事だし、今の仕事はとても楽しいから、どんなにコミュニケーションがつらくても、大人との折衝ができなくても、凹んでも、「生徒のために」一生懸命頑張れる。
　だからこそ、僕は今は仕事にしか目を向けることができないと思う。周りがどんなことしようと、「仕事」を第一優先に考えると思う。疲れていたら明日の為に寝るだろうし、生徒の為に頑張って教材研究をすると思う。わき目も振らず、目の前の生徒に愛情を与える年、それが2012年の僕なんだと思う。

　それと何だかんだ言って、今は「自分」が一番好きだ。あみたがアイドルの中では一番好きかも知れないけど、でもやっぱり「自分」という存在が一番好き。だから、自分には厳しくできるし、自分とは戦える。
　だけど、今の自分は、周りには愛想よくふるまうことしかできないと思う。あるいは、愛想すらよくない自分がいると思う。
　それが自分が生きてきた26年間。

　
　相手がどう思おうと、それが自分だ、っていうことをお許しください。それでもいい、あるいは、そんな自分とフランクに接してくれるっていうんであれば、それが自分にとっては嬉しいかな。

　ま、そんなことを物思いにふけっているときに思ったわけです。
　さ、明日からも仕事ガンバろ。土曜日は3年生の卒業式だし。副担任として最後の仕事しますか。