青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 明日から東京に戻る前に、今年の決意表明をしたいと思います。
 昨年4月から担任をやって、早8ヶ月が経ちました。正直、現段階では初めて担任を持った嬉しさよりも、辛さ、面倒くささの方が勝っているというのが現実でしょうか。
 この8ヶ月の自分の結果を如実に表すような出来事が12月にありました。詳しくは書きませんが、自分にとってはすごく衝撃的な出来事というか、夏休みのは中学までの借金だったけど、今回のは明らかに自分の能力不足が招いた結果だったし。
 思えば、教育系のドラマやアニメ、マンガって、常に教師は生徒に味方ですよね。「GTO」なんか、この間のドラマでもそうでしたけど、「生徒=ダチ」でしたし。
 でも、「生徒=ダチ」でやっていけるほど、教育の世界は甘くないんだ、っていうことを3年経ってようやく実感しました。




 先輩の副担任の先生にも言われましたが、「あなたのやっていることは、生徒に合わせているだけだ。甘い、そんなんじゃ甘い。」ごもっともだと思います。
 怒ると生徒が逆ギレするんじゃねーか、とか、なにか問題が起こったら保護者との折衝とか、管理職との折衝とか、めんどくせーな、問題が起きないようにこっちでコントロールしちゃえ、とか、自分の体力と精神力の無さを棚に上げて、いろいろと言い訳をしていたような気がします。





 でも、それじゃあいけないんだよね。
 GTOだって、何だって、なぜ彼らがヒーローでいれるかというと、彼らには彼らなりのポリシーや価値観が明確に存在するから、彼らは「教師」でいられるんだよね。
 でも自分にはその確固たるポリシーはない。価値観もない。だから、こんにゃくみたいにグニャグニャで、生徒に合わせるだけしかできないんだよね。
 でも、じゃあ2013年からいきなりキャラ変して・・・っていうわけにもいかないだろうし。
 でもでも、彼らにとっては「教師ではない」にしても、せめて「先を生きた人間=先生」であることはできるんだよね。




 まわり道をしましたが、2013年、自分変わります。去年までの自分は、自分のことを「先生」っていうのが嫌いでした。常に生徒の目線に立って、いち個人、いち人間としてぶつかっていけば何とかなる、そう思っていました。
 でも担任をやって、この毎日ゲーム三昧の自分が、いち人間としてぶつかっていくと、彼らにはその本質が見え見えになってしまいます。
 だから僕は、「先生」になります。先を生きる人間として、彼らにものを教えられる先生になります。
 そのために2013年、自分は「ことば」と「成長」にとにかくこだわっていきます。




 今年の「先生」としての目標
 テーマ・・・beginnerからexpartへ
 一、「ことば」を大切にできる自分になるし、生徒を育てる。
 一、周りから「成長」したねと言われる自分になるし、生徒を育てる。
 一、子どもを「叱れる」自分になる。




 これを自分に言い聞かせて東京で頑張ろうと思います。
 また今年は、オンとオフの使い分け、というのもテーマに生活していこうと思います。オンの時は、仕事に全力に、自分は先生であるという意識を持って、またオフはオフで、実家にいるような自分で、もちろん「イベントなどを楽しみにして」、それで頑張っていこうと思います。





 さて、2013年、この目標はきちんと達成できるでしょうか。