最近読んだ本
メモだけ。
- 作者: 速水健朗
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/11/07
- メディア: 新書
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そんな1995年を政治・経済・文化・事件などのトピックで紹介している。特に95年は上に挙げた2つの事件だけでなく、日本社会党の党首(村山富市)が総理大臣をしていること、Windows95が発売され、その後の情報化社会のスタートになっている点でも画期的な時代だったことを知りました。
ただただ95年について紹介しています。そういう視点で教材研究したい人にはおすすめ。
- 作者: 今野晴貴
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/11/19
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とりわけ
正社員の枠が少なく、労働市場が供給過多にあること。
そんな中でも正社員になること=成功ととらえる現在の日本の教育や雇用システム。
そして、そんな正社員が抵抗するというシステムを奪っていく現在の会社のあり方。
そうした社会にある様々な黒い部分を浮き彫りにしている点にこの本の意義はある。
とりわけ「退職」と「解雇」の違いは、個人的には勉強になったし、だからこそ、今の時代は自ら労働法を学んでいくことが必要であると感じた。
ちなみにこの作者は去年この本の続編を出している。それも読まなきゃ。
社会の授業で雇用を考えさせるとき、あるいは進路指導を考える上で、ぜひ教員が読んでおきたい一冊。ちなみに、これを利用してこの間授業をしたし、今の新規採用者に授業のアドバイスをしました。
- 作者: 御厨貴
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/01/07
- メディア: 新書
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