受験指導&受験結果をふまえて思うこと
この記事は、以下の記事の続きになります。
この2年の日本史授業を振り返って - 青い森のねぷたいブログ
高校3年生の受験が一通り終わりました。今回の結果です。日本史履修者では一橋大学や早稲田大学、慶應大学、上智大学、GMARCHと呼ばれる大学に多くの生徒が合格しました。
しかし、東京大学、京都大学は志望者がいましたが、今年も合格者を出すことができませんでした。
また、合格間違いなしと言われた難関国公立大志望者、自分の日本史の講習に最後まで来ていた生徒は、残念ながら合格することができませんでした。
これが自分の限界であることを悟るとともに、難関国公立に受かる生徒の特徴を今からまとめようと思います。
1.講習に依存する人は受からない
これは、今回の件でよく分かりました。次はセンター後は講座は開かず個別対応に切り替えようと思います。
2.講座には来ないが、個別添削に来る生徒が合格する+こちらを学識的に困らせるぐらいの生徒の方が合格する
一橋大学に合格した生徒は、自分の講習には来ませんでしたが、解いてきた過去問をドサッと置いて行って添削してください、と来ました。添削は大変だったし、ちょっと気を抜いた添削をしようものなら、怒られました(笑)。納得のいかないところは、とことん質問してきました。でも、そのぐらいの気概のある生徒じゃないと受からないんだと思います。これは2年前合格した生徒も同様でした。
3.科目を捨てない
やはり国公立大学は、オールマイティにやることが求められているので、学校の試験でどの科目でも8割から9割とれている人が合格しますね。「この人なら大丈夫」というレベルでないときついと思います。
4.センター9割とれていても、安心はできない
国公立はやはり二次力。センター9割はあくまでも土俵にあがっただけです。逆に85%ぐらいでも合格する人は合格するようです。
でも、報告にくる生徒は、みな「大変だったけど、受験をやり切った」表情をしていました。その経験がこれからの人生の糧になっていくのではないでしょうか。その中に含まれた悔しさを自分は忘れず、次に生かしていくことが必要なのでしょうね。