青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

金八レビュー最終話〜「命」という言葉を送ります。

 今回の最終回5回泣きました。最初の教室のシーンと、署名集めているところと、伸太郎のスピーチと、贈る言葉の伸太郎のところと、最後のしゅうのところ。やっぱ最初から見ていた人間なんで、感動もひとしおでした。
 もう何もケチをつけるところはないでしょう。最後の贈る言葉のシーンでは泣いていない人は誰一人いませんでした。それだけ思い入れの強いドラマ、大変だったドラマの証でしょう。
 しゅうの件は世の中そんなに甘くは無い、というのを見せ付けられました。嘆願書を集めてもやっぱり犯した罪を、そして麻薬の毒を抜くためには少年院に入らなくてはならないと思います。でも、もうしないでしょう。しゅうのために、3B全員がしゅうを思ってくれているのですから。嘆願書も意味に無いものにはならなかったと思います。もう大丈夫でしょう。そして、第8シリーズで少年院を出て、3Bの教室で卒業証書をもらってください。
 贈る言葉、漢字1字。あれはいいね。最高だ。
 史上最悪の3年B組は、史上最高の3年B組になったと思います。仲間を思い、仲間のために動き、仲間を心配する、人と言う字を体現した支えあったクラスになったと思います。金八先生が言ったとおり立派な人間になったと思います。
 仲間を思う気持ち、仲間の声に気付いてあげられる気持ち、仲間のために何かをしようと気持ち、仲間のために何かをしてあげるという態度、人を支えるという事、行動するという事の重さ、逃げない勇気、生きるという、生きてやるんだという強い意志、そういう何か言葉に上手く表すことのできない「何か」を教わったと思います。そして、その「何か」を言葉であれ、行動であれ、体現していきたいなと思いました。
 最後に、ドラッグを憎んでください。ドラッグはあなたの人生を、そしてあなたの命を滅ぼします。ドラッグで汚染される人間がこの世から少しでもいなくなることを非力な、影響力の何もない、小さな小さな日記での叫び声だけではありますが、僕自身切に願いたいと思います。


 半年間は思えばあっという間でした。今日初めて見たという方、毎回見ていたよ、という方(いるのかな?)、たまに見ていたよという方、このレビューを見てくれた、こんな自己満足に付き合ってくれた全ての人々に感謝の言葉を贈りたいと思います。
  言葉を「射る」ことでしか自分を表現できない、こんなちっぽけな自分の日記を、そして半年の長きに渡ってこのレビューを続けられる事が出来て感謝でいっぱいです。いいドラマにめぐり合えました。また3年後(ぐらいかな?)第8シリーズがはじまる頃にこのレビューが復活することを切に願って終了とさせていただきます。どうもありがとうございました!