青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

2022-01-01から1年間の記事一覧

歴史教育関係の本を買いあさり中です。

ひとまず買った本を並べるだけしておきます。 社会科教育 2022年 09月号 (子どもを歴史好きにする! 見方・考え方を働かせる歴史授業) 明治図書出版 Amazon 今月号は、歴史的な見方・考え方を働かせる授業について。冒頭の宇都宮先生が提示する「歴史像を描く…

 角田将士 NG分析から導く社会科授業の新公式

NG分析から導く 社会科授業の新公式 作者:角田 将士 明治図書出版 Amazon 社会科授業とはどのような授業か。かつて棚橋健治氏は、「社会科の授業診断-よい授業に潜む危うさ研究」という本を出し、一般的に「よい」とされる社会科授業の類型化を試みている。…

高大連携歴史教育研究会第8回大会を視聴して

[think] 7月31日(日)、高大連携歴史教育研究会の大会をオンラインで視聴しました。視聴したのは午前は「知識構成型ジグソー法では何ができて何ができないのか」、午後は「生徒はどのように歴史を自分ごととしているのか」について参加しました。 以下、思…

高校で歴史総合が始まるにあたって

いよいよ今年度より高等学校では、学習指導要領が変更され、高校1年生から歴史総合が開始されます。 やはり学習指導要領が改訂されるインパクトはすごく、Twitterや研究会をはじめ、多くの情報発信をしている歴史教師たちは、社会科教育や教育学の知見を踏ま…

購入した本

歴史総合の勉強のために以下の本を買いました。 レリバンスの視点からの歴史教育改革論:日・米・英・独の事例研究 作者:二井正浩 風間書房 Amazon これからの学習指導要領を考える上では、学習者の視点、レリバンスが重要になります。海外の事例を踏まえつつ…

今月読んだ本

〈社会的排除〉に向き合う授業―考え話し合う子どもたち 作者:坂井 俊樹 新泉社 Amazon 執筆者から献本いただきました。「排除」と「包摂」をテーマにした小学校から高校までの授業実践と、理論編が載せられています。特に夜間定時制が置かれている状況、とい…

社会系教科教育学会

今年の社会系教科教育学会が始まっています。僭越ながら自分も2年ぶりに学会発表に発表資料を掲示しております。歴史教育における「概念」をテーマにした論考+実践です。もしよければ見てもらえたらと思います。 土曜日にはシンポジウムが開かれました。高…

社会科の課題設定と評価、見直してみませんか?

川端裕介の中学校社会科授業 見方・考え方を働かせる課題設定&評価スキル60 作者:川端 裕介 明治図書出版 Amazon 中学校の社会科実践でこれまでにもたくさんの本を出している川端裕介先生の最新本。裏の参考文献を見ると、小塩編著の『非認知能力』やニュー…

中等教育社会科教師の専門性育成

中等教育社会科教師の専門性育成 作者:荒井 正剛,坂井 俊樹,小瑶 史朗,川﨑 誠司,國分 麻里,渡部 竜也,日髙 智彦,竹内 裕一,田中 暁龍,鈴木 隆弘,篠塚 昭司,田﨑 義久,上園 悦史,高木 優,奥村 暁,矢景 裕子,小貫 篤,宮崎 三喜男,古家 正暢,山本 勝治,堀田 諭…

ここ最近購入した本

忘れないうちにまとめておきます。まだ読んでる途中。死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由 麹町中学校で工藤勇一先生から学んだこと作者:西川 幹之佑時事通信社Amazonいわゆる「普通」からはみ出した生徒が、工藤勇一先生に出会い、自分をメタ…

今月購入した本

世界史とは何か (岩波講座 世界歴史 第1巻) 岩波書店 Amazon 歴史総合向けに購入。導入の小川先生の論考と、最後の勝山先生の実践例を読むだけでも価値があると思います。

『社会科研究』の論文を読みました

今回の論文は、どの論文もめちゃくちゃ面白いです。 (W先生の論を踏まえたものが多いからかもしれませんが・・・) その中でも、いくつかご紹介します。 まず、岩崎圭祐先生の「論争問題学習に取り組みために教師教育には何が必要か」という論文。主権者教…

歴史教育を考える2022

毎年、年始に書いている今年の授業の指針。今年は指導要領が変わり、いよいよ歴史総合が始まるという記念すべき年になります。個人的には歴史総合を受け持ちたいのですが、果たして受け持てるのでしょうか・・・。 歴史総合を考える時には、すべての歴史事象…

10月以降に買った本

激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972 (講談社現代新書) 作者:池上彰,佐藤優 講談社 Amazon 1945年―60年の続編。この本を読むと、暴力的な左翼運動は、社会党系とともに葬られ、本来暴力的な革命運動を肯定していた共産党がその難を避けて現…