青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

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高校で歴史総合が始まるにあたって

いよいよ今年度より高等学校では、学習指導要領が変更され、高校1年生から歴史総合が開始されます。 やはり学習指導要領が改訂されるインパクトはすごく、Twitterや研究会をはじめ、多くの情報発信をしている歴史教師たちは、社会科教育や教育学の知見を踏ま…

歴史教育を考える2022

毎年、年始に書いている今年の授業の指針。今年は指導要領が変わり、いよいよ歴史総合が始まるという記念すべき年になります。個人的には歴史総合を受け持ちたいのですが、果たして受け持てるのでしょうか・・・。 歴史総合を考える時には、すべての歴史事象…

 ねぶた祭りを考える2021

ノーナレというNHKの番組を見ました。主人公は青森ねぶた師の諏訪慎さんの娘さん。2020年、新型コロナウイルス感染拡大により、ねぶた祭りは中止。そして2021年、今年も感染拡大はおさまらず、結果として中止。諏訪さんの大型ねぶたは制作されませんでした。…

社会科教育を考える2021(主体的に学ぶとは?)

毎年、この時期だからこそ文章化できている、社会科教育(歴史教育)に関する私見。ただし、自分の勤務校に馴染めば馴染むほど、社会科教育を忘れてしまいがちになってしまいます。 そんなわけで、2021年に個人的に思っていることをつらつらと書いていきたい…

 2020年の教育を振り返る

新年が明けましたが、ひとまず2020年の振り返りをしたいと思います。

歴史教育を考える2020

帰りの新幹線で雑駁に考えて、家で推敲して、ブログに・・・と思ったのですが、推敲できなさそうなので、もう実家に帰るこのタイミングで上げてしまいますね。そのため、だらだらと書きます。また、様々ご意見ありましたら、コメントくださいね。

この2年の日本史授業を振り返って

忘れないようにメモメモ。 このブログでだらだら書くのは、どうやら2年ぶりらしい。2017年の正月に書いた記事が最後だった様子。 2年前は初めての受験指導をして、その生徒が初めてセンター試験に臨む、という時だった。 結果は、一橋大学、早稲田大学…

2019年の展望

先日日本社会科教育学会の機関誌が送られてきて、今自分が考えていることを言い当てている感じがしたのでその感想を述べたいと思います(批評とまではいかないので)。 タイトル「社会的パフォーマンス課題における真正性の類型化と段階性の実践的検証」(豊…

今の学校へ異動してきて2年目になりました。当然、2年目ともなればこの学校の色にも少しずつ染まってきているわけで、特に今は高校3年生の受験指導をしているので、それはそれは一生懸命受験指導をしています。 逆に、高2の時に、受験を意識して教えなかった…

進学校って

最近、自分が卒業した大学の付属高校のいじめ報道が話題となった。といっても、自分はこの高校には一度も行ったことがないので内情は分からないが、ネットを見る限りだと、こうしたいじめに近いものはあったようで、それを学校側が隠していたと。ただ、今回…

歴史教育の矛盾

何だか申し訳なく思う。今回の定期考査、今までトップだったクラスの平均点を最下位にまで下げてしまった。 10月から病休の先生に代わって、中2の歴史的分野を担当している。担当したからには、生徒が将来社会に出た時に意味のある日本史を、と、織田信長が…

地理歴史科の教育について

長くなりますがご了承を。 先月から、とある学会の勉強会に参加させていただいている。テーマとしては、歴史基礎・地理基礎とシティズンシップ教育との融合、そんな話だ。 さすがに1回目は、お互いの言いたいことを言って終わった感があり、個人的には(僕…

ニホンのジレンマへのツイート

日本のジレンマみてるんだが、北条かやがかわいすぎて、内容が頭に入ってきてません この間、院生時代の先生の話を聞いて、頭のいいやつ、ネオリベな人ほど311の震災のショックがでかかったんだな、って。自分はそんなこと思わなかったので、平凡な人間です…

社会認識教育ゼミOB会2

今回の研究会のテーマは、偶然にも(意図していなかったんだけど)、「社会科における探求授業をいかに作るか」というのがテーマだったと思います。今回は、現職5年目の自分、そして学部3年生で教育実習前のゼミ生、さらには初めて教授書作成を行った岡山大…

社会認識教育ゼミOB会1

8月30日、今年も大学の社会認識教育ゼミ(通称Wゼミ)のOB研究会がありました。卒業後に研究スピリッツを忘れまいとして始めたゼミも今年で5回目となりました。今年は、自分ら5年目の代の人たちが研究報告の中心となりました。自分は昨年の決意通り授業をも…

社会認識教育ゼミOB会3

そして、これとは別に、自分の同期と後輩たちで行った、来年度の紀要に掲載予定の、共同研究発表も行いました。2年前にうちの大学で日本社会科教育学会が行われた時に発表したやつです。内容としては、テストの点数と様々な質問との相関関係をみるもので、こ…

社会科教育ゼミ5

最後は、先生が「ブルーナーの「学問の構造」論をMACOSから読み解く」を発表してくださいました。 ブルーナーは1960〜70年代頃のアメリカの教育学者で、あんまりいい例えではないですが、「小学校3年生でも、やり方さえ教えれば、微分や積分ができるよ」とい…

社会科教育ゼミ4

次は「意欲を中心とする学力の構造化」です。 これは、意欲をキーワードに、教師が意欲をどのようにとらえているか、また、意欲をどのような方法で向上しようとしているのか、を民間教育団体の実践を分析することによって明らかにしようという、まさに意欲的…

社会科教育ゼミ3

次は「政治的リテラシー涵養を目指すシティズンシップ教育としての歴史教育」です。 この方は筑波大学のM1。M1で既に研究発表するとか、マジ感心です。自分はあの頃、夏休みは夏休みしてましたから。 この発表は、歴史教育において「シティズンシップ教育」…

社会科教育ゼミ②

研究発表は3本。 まずは岡山大学の院生の「開かれた社会観形成を目指した社会問題学習の構成原理」です。 難しそうなタイトルですが、めちゃくちゃざっくり説明すると、様々に起きている社会問題を、「問題だ」ととらえるかどうかを学習者に委ねよう、という…

社会科教育ゼミ1

昨日は、毎年恒例(?)の卒業生ゼミでした。 が、今年は今筑波大にいる院生が運営してくださり、岡山大学の院生との共同研究会という位置づけでやることになりました。 すいません、何も運営も口出しもせず。 今年は5本の発表でした。 1本目は、学部生が世…

憲法考

本当は、いろいろと資料を調べてやればいいのですが、そんな時間はないので、自分の感想になります。ご了承を。

だらだらと書きます②

もう一本

だらだらと長く書く予定

推敲しないでだらだら書くのでご容赦を。

教師の専門性とは・・・?

先週、ようやくうちの社会科の先生3人で飲み会をする機会があった。そこで、うちの学校に長くいる50歳ぐらいの先生に、その日は言われなかったんだけど、以前に 「もっと専門性のある本を読んだほうがよい」 という指摘を受けました。 ここでいう「専門性」…

朝5時に・・・

昨日は、寝落ちをしてしまったので、中途半端な時間に目覚めてしまう。そこで新聞をみていたわけだが、2月28日付・朝日新聞の論壇時評に、「衆議院選挙東京第25区の候補者に会って質問できるかやってみた」という動画が紹介されていたので、朝5時にみ…

最近の教育問題について

最近、体罰っていう問題がすごく流行している。これについてだらだらと書きたい。

来年度の方針を考える

来年度、日本史の授業をどうしようかしら。今年一年やってみて、現代史だけで一年っていうのもそれはそれで面白いんだけど、なんかね。あと2年あるから、この2年間で、1年間で近現代史両方ともやれて、かつ、「社会の見方・考え方が分かる」日本史授業の完成…

今日思ったこと

考えてみれば、小学校や中学校の先生に「でも」「しか」教師で教師になっている人って、そうそういないと思う。 僕の出身大学は、半分が小学校課程だし、だいたい毎年6割ぐらいの人が、小・中・高の教壇に立つ。 みんな理想をもって、みんな希望をもって教…

最近の教育ニュースについて②

あとは、週6日制の復活について。 これについて、自分は、条件付きで賛成です。ただしその条件は、かつてのように「夏休み(研究制度)の復活、ないしは研修日を設ける」ということを盛り込んでくれることかな。 現行の教育公務員は、一日8時間、週40時間…