青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 夜の学校散策に行ってきた。格段理由があるわけではなく、ただなんとなく。コンビニでジュースを買ってたら、天候のせいか、地元のねぶた祭りの帰りを思い出していた。
 僕は地元のねぶた祭りにここ10年参加していません。理由は一つにねぶたを出す町内からねぶたの出さない町内へ引っ越したこと、それでもねぶたは祖父の影響で好きで、小3までは灯篭を持って運行に参加していた。小4になって、いつまでも灯篭を持つことが恥ずかしくなり、笛を吹きたいと思った。しかし、僕は教えを請うことを拒んだ。思えばこれがねぶた不参加の引き金になった。結果、笛を吹くことができず、吹き真似だけをするという惨めな思いをし、次の年からはでることを諦めた。
 それ以降はねぶたのカメラマンとしてねぶたと携わり続けた。撮った枚数は数知れない。いいカメラじゃないけど、10年も撮ってるからそれなりのものは取れる自負がある。
 肝心の笛の方は、それ以降諦めかけていた。横笛をやっている人なら分かるが、始めはどうがんばっても音が出ない。僕はそこで6〜7年くすぶっていた。それが高校に入り、立佞武多に出会った。思えばそこが僕と笛との再会だった。親に5千円もする笛を買ってもらった。1年、2年、3年かな、3年になってようやくそれらしい音が出るようになった。でも、具体的指導者のいない僕の笛の音なんて素人レベル。たかだか知れてる。今もそう。


 ねぶたの帰りというのは、ねぶた祭りが終わり、自転車に乗って家に帰る途中のコンビニで一人ジュースと食べるものを買って帰った。ただそれだけの、しかもどこか懐かしいそんな今日の夜・・・。
 今年は地元に帰れたら後輩に頼んで地元のねぶたにも参加しようかな。