11月15日
今日はうちの大学の金融教育のシンポジウムのお手伝い。終わってからは普通にシンポジウムに参加。
いやあ、
「面白い!」
って感じでした。
特に分科会。
子どもの発言に知らず知らずのうちに経済概念を表出させる、「あなたならお金を貸す?貸さない?」実践。
附属高の実践は、1人1台のパソコンを使って為替レートの疑似体験。
す、すごすぎる・・・。
社会科の先生は地歴出身の人が多いので、「経済は大嫌い」っていう人が多いかもしれませんが、ぶっちゃけ経済的な素養がないと、社会科は面白くないです。「100円ショップがなぜ安いのか」「なぜ1000円という安い値段で髪が切れるのか」など、こういう面白い発想は経済概念なくして理解できないわけです。
経済概念って私たちの身の回りにたくさんあります。が、あまりに当たり前すぎてそれを見過ごしているだけです。その当たり前を疑ってかかることが社会科の真骨頂だと自分は思います。
そういう意味で、自分のフィールドとして経済教育も勉強していきたいと、そう思っているわけですね。
ただ、算数や数学の図形に「センス」が必要なように、こうした発想もある意味「センス」の要すること。高校時代に経済分野が嫌いだった人は理屈っぽいこの分野はちときついかもしれないですね。