青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

ドミンゴ?グスマン?

 結局、ヤクルトが逆転負けして、結果を待たずして、中日の優勝が決まってしまいました。逆転されるなよ、あそこでえ。でも、中日もイチローと被らなくて良かったですね。明日は大半が一面でしょう。「オレ竜(流)」強しってとこでしたね。

 やっぱり中日が優勝できたのは、監督と選手との信頼関係でしょう。落合監督は選手を思って無駄口をたたきません。そのため、マスコミ受けはものすごく悪いです。また、フロントにも印象は良くないと聞きました。でも、勝てば官軍でしょう。監督というのは「勝てば選手のおかげ、負ければ監督の責任」です。それを理解しない監督は、やはり選手ウケが悪く、勝てる試合もここぞという時に勝てないでしょう。落合監督はそれを最大限行いました。敗戦のインタビューで今年は一度も選手を責めた事はないでしょう。いつも「僕が悪い」、その一言です。

 だからこそ、ジャンケンをして勝ったピッチャーがそのまま勝利するし、中継ぎエース落合の先発も成功するのです。そこには、選手と監督の大いなる信頼関係があったから、だからこそ勝てたのです。

 かつて原辰徳監督が優勝した時、夕刊フジの記者の書いた本を買って読みましたが、そこには葛藤や派閥の多い巨人を原監督がうまくひとつにまとめあげていく過程がまざまざと記されていました。巨人は惜しい人材を放しました。今の巨人はレアルマドリードと一緒です。監督と選手の間に信頼という線が僕には見えてきません。ただ戦力補強されて集まった人間の塊にしか。

 小久保選手、ローズ選手は本当に良く頑張っています。ぺタジーニだって頑張っています。個人の能力を見ればどこも巨人にかなうチームはいません。中継ぎ崩壊だと言われていますが、僕はもっと根底にある目に見えないものが、巨人を負かしているのだと思います。

 とにかく、リーグ優勝おめでとうございます。僕は巨人が優勝しなければ、ぶっちゃけどこでもいいので。

 巨人の敗戦は堀内の采配も大きいと思います。うちの父がいつもいちゃもんをつけると、逆転されたり。「勝つ野球」を堀内が出来なかったのも大きな要因でしょう。

 ほめておいて、結局中日は負けですか・・・。なんとも心中複雑な優勝になりましたね。一昨年の巨人と一緒じゃん。