青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 ねぶたの賞についてこの前若干の批判をしたわけですが、『龍の夢』という青森ねぶたの本にそれがまざまざと載ってまして、その本を読むと、かなり著者の主観が入っているんですが、詰まる話がねぶたにも人間関係のごたごたはつき物なんだな、って思います。
 某日記(名前を出すのは一応控えておきます)に書いていましたが、若い人が何人か隊をやめているって書いてましたし。本当に運行賞とか囃子賞とか、いまでは中学校の運動会の行進点みたいな整列賞になりつつありますよね。
 審査の方法もねぶた自体はたったの6割らしいですよ。4割が運行点っておかしすぎ。もっとねぶたに価値を認めてもいいと思います。うちの知り合いからも「ねぶた自体では○○賞だったんだばって、運行がまいねして(だめで)賞さはねがった(入らなかった)」っていう話も聞きます。それで毎回北村蓮明さんが苦汁をなめているわけです。
 じぇんこかけにゃあ賞とらいね(お金をかけないと賞をとれない)ねぶた祭りは変えるべきだとこの本を読んでいて思います。ねぶたは本来楽しむべきものですから。これじゃあ、中学校の運動会と一緒じゃん。
 そのためにはやはり一般審査員とか、観客投票とか、時間はかかるけど、そういうのを盛り込むのもいいのではないかと思います。ねぶたは偉いさんたちだけの祭りじゃありませんし、本来は民衆起源の祭りですからね。