■
多分今日書かないと書かないと思うから書きます。
地域アイデンティティー(僕の造語)って何なんでしょ?
いや、ゴールデンウィークに弘前や金木(五所川原市)のさくら祭りに負けないようにと、青森でも春祭りを今年から実施した模様ですが、
僕的にはYOSAKOIソーランとねぶたが同居している状況は滑稽でたまらない。
もちろん皮肉ですよ。そりゃ、YOSAKOIはあれは地域的な発展から、今やコンビニエンスストアの如く全国展開していて、単純に仲間内で集まれば誰でも参加でき、しかもみんなでハイになれちゃうっていうすばらしいものだと僕は思うのですが、
如何せんねぶたとは合わない感じがしてたまらない。
僕がねぶたを肯定的に、YOSAKOIを否定的に捉えているからかもしれませんが、それにしてもいちいち同居させることはないと思うんだけどなあ。GLAY×EXILEみたいに折衷させたらいい結果が生まれる、今までにない組み合わせだ、みたいな感じだとは思うのですが。
それこそ都心型の折衷お祭りのパクリじゃねーか
と思いますね。青森は青森独自の味を出すのが一番だと僕は思ってならないわけですよ。それが東北の、青森のアイデンティティーなんじゃないですかねえ。
まあ、確かに経済的な試算を考えてみると、折衷させた方がいい結果は生まれますよ。成功だったような噂も聞きますし。
でも、地域アイデンティティーをかなぐり捨ててまでする必要性があるのか、そこだけは考えて欲しいなって思います。それこそ今回の春まつりは、どっかの一地点にねぶた・ねぷた・三社の山車・立佞武多を合体させたようなもんですからね。それに、春にじゃわめいじゃったら、夏にそのじゃわめき具合が半減しちゃうじゃない、我慢、我慢。
東北であることがむしろプラスに捉えられている今だからこそ、東北独自のものを打ち出すぐらいのまつりにしてほしいなと僕は思いますよ。