賞発表
青森ねぶたの賞発表がされました。公式サイトで知りました。
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まさかの展開です。原因はこれのようです。
大きすぎ! 青森ねぶた2団体処分
青森ねぶた祭実行委員会(蝦名文昭委員長)は、規格を大きく上回るねぶたを制作し、待機場所への移動や帰路の途中、信号機に接触するなどして交通規制解除の遅れを招いたとして五日、運行二団体に対し厳重注意した上で、奨励委員会の審査で減点処分を科した。実行委によると、運行団体への注意、審査での減点処分は初めて。
処分を受けたのは「に組・東芝」と「JRねぶた実行委員会」。両団体は、基準の高さ五メートル、幅九メートル、奥行き七メートルを大きく超えるねぶたを制作した。
このため「に組・東芝」は三日、運行コースに向かう途中、ねぶた本体がコースを通過できず、交通規制やねぶたの待機に大幅な遅れを生じさせた。また運行中も信号機や感知器に接触した。
「JRねぶた実行委員会」は三日、帰路の途中、新町通り付近で感知器に接触、通り抜けに十分以上かかり後続のねぶたの運行や交通規制解除の遅れにつながった。四日も帰路の際に、信号機に接触し通過に三十分以上かかり、交通規制解除の遅れが生まれた。
事態を重く見た青森ねぶた運行団体協議会(勝又貞治会長)は五日、緊急会議を開き、「運行休止または審査対象外とするなど厳正な処分を求める」との文書を実行委員長あてに提出した。
実行委員会は、両団体がねぶたの規格を速やかに修正、顛末(てんまつ)書を提出したことから厳重注意にとどめ、五日以降の運行中止は見送った。 (8月6日東奥日報)
両団体ともねぶたの出来としては賞候補だっただけにかなり残念です。これも現在の祭り規制の大きな流れの煽りを見事に受けてしまいましたね。まあ、道路事情でやむをえないんですけど、本来の祭りってぶつけるぐらい大きいの作ったっていいわけですよね。ぶつけても知らん顔すればいいだけですし。かつての僕が見た五所川原のねぶただと、電線がかなり低いところを走ってたので、ねぶたにどんどんあたって、紙がはげてたしね。
まあ、これだけ観光化が進むと、プロとしての運行団体の自覚が求められて、それだけがんじがらめの中で運行しなくてはならないんでしょうね。難しい話ですよ。だから僕はここ10年、青森ねぶたの運行を見たことないですよ。まあ、立佞武多と遠いっていうのと、混むっていうのが理由なんですけどね。
何かまずいなあ…。多分JRあたりは相当悔しいでしょうねえ。気持ちを察すれば来年はねぶた出さないかも?それだけはやめてほしいなあ。
まあ、これによって僕の予想が大幅に狂いました。で、結局1位は北村隆さんですか。でも、あれよかったかなあ?確かに細かくは作ってあったけど、絶対日立の方がよかった気がするんだけどなあ。北前船ぐらい疑問な大賞ですよ。しかも、ねぶたでも1位なんでしょ?不思議だわ。
菱友会は多分ねぶたが悪かった。もっといいの作ってたら間違いなく大賞ですよ。角度と構成はいいんだけど、見栄えと色合いが…。その点では北村さんの炎と水の作戦勝ちでしょうね。
で、僕が推してた日立は3位…。決して悪くはないんですけどね。何が問題なんでしょうか。やっぱり蓮明さんのねぶたは優しすぎて、審査員の目には届かないんでしょうか?そんなことないと思うんだけどねえ。
4位サンロードっていうのが意外です。裏で根回ししただろ?
で、5位は龍星さん。ねぶた自体はすごくいいねぶたでした。これも今年はチャンスだと思っていたんですが、まだまだ厚い壁っていうことでしょうか。
でさあ、我生会は今年も賞なしなの?かわいそすぎるよ。やっぱねぶた審査員はそういうところは見ないんだね。責任者出て来い!!
まあ、そんな感じです。賞レースは好きだけど、こういうので人間関係がどろどろするのだけはダメですよ。ねぶたの価値が賞で決まる現状はどうしたら直るんでしょうかねえ。