青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 季節の変わり目って嫌だね。


 今日は、小平市の学生ボランティアの懇談会に行ってきた。教育長さんとか、小中学校の副校長や校長先生がいっぱいきてたからすんげー緊張したけど。
 何か行って分かったけど、みんなすんごくボランティアしてるわ。特に小学校の方は。自分がみじめでならなかった。
 サークル活動の延長で小学校でダンスを教えていたり、通信教育で小学校の先生を目指していて、前はパン屋さんに勤めていた方とか、特別支援(通級)のクラスに入っている方とか、選択授業で英語を教えているとか、本当に様々なボランティアさんがいるんだなってことを感じた。


 と同時に自分はボランティアとは名ばかりで本当に何をしに中学校に行ってるんだろ、って疑問を持ち始めた。確かにボランティアを始めたきっかけは大学の掲示板を見て、学校現場に慣れておこうって軽い気持ちだった。それが今の今まで続いているような気がしてならない。正直、行くのはたまにだし、給食も食べずに午前で帰るし、授業だって見学していることも多いし、部活指導はできないし、学級に入っているわけでもないし。ほんと、中学校に何しに行ってるんだろ、自分って思ってしまった。信頼関係の話とかしてたけど、絶対に自分は信頼関係を築けていないと思う。


 でも、学生ボランティアの懇談会に行って分かったこと。採用されると、初任の配属先はたいていボランティア先になるってこと。今日来ていた小学校の現職の先生も、小平市のボランティア→配属先に採用になっているらしい。そりゃ取るのは校長先生の判断だからね。ボランティアに来ていればそれだけでその人の性格とかも分かるし、貢献していれば欲しいに決まってる。そして何より配属先がもう行っている先だったら、初任者側としてもどんなに楽なことか。


 だから、本気で小学校・中学校の先生になりたい!って思っている方、東京都では各自治体ごとに学生ボランティアを募集しています。ボランティアに登録して小学校や中学校で働いてみませんか?学生身分の今が教育現場を客観的に見るチャンスです。それにボランティアをするだけで、子どもと触れ合って教員になろうという気持ちを強くさせてくれますし、採用試験の論作文や面接の指導をしてくださいますし、採用されたらそこがコネクションになって、そのままボランティア先が最初の赴任先になる可能性も高いです。なので、学生ボランティア、ぜひおすすめします。


 何か最後は宣伝みたいになったけど、今日の懇談会に行ってそれは紛れもない事実だと分かったので、ちょっと空いた時間にボランティアするっていうのもいいと思いますよ。自分も面倒がらずにもっと行かないとな、って感じました。いい刺激を受けた懇談会でした。