青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 昨日東京に帰ってきました。帰ってくる間、いろんなことを考えました。1月のこと、修士論文のこと、採用試験のこと、教師になってからのこと、その先…。そんな思いつめていた自分に、宮台真司の『14歳からの社会学』がずっしりと重いものがありました。



14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に

14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に



 社会学っていうのは、簡単に言うと一番理屈くさく、どこか冷めている人がやるような考え方。正義だとか真理だとか、そんなのは自分にとってはそうであっても、相手にとっては必ずしもそうではない、そんな世界です。
 特に性愛の部分はずじりとくる重さがありました。
 教師になるような正義感の強い、熱い人間は許せなくなる、だけど、反論もできない、そんな宮台イズムにぜひ触れてみてください。特に社会科って読んで字の如く「社会をみる科目」ですから、教科書とは全く逆の、だけども現実社会を的確にとらえている、そんな思想満載です。
 ただ、僕だったら14歳の中学生には読ませなくないな。高校生とか大学生なら、あと社会に出ているけど、今だに過去の幻想を引きずっている大人には読んで欲しい、そんな本です。



 今日は休みだったのだが、小学校の指導案の打ち合わせ。自分が下手に「対抗社会科」という指導要領を半ば無視する思想に毒されているので意見が対立してしまいました。でも、意見を言うって大事だよ、うん、ストレスを発散するという意味でも。
 


 午後は戻ってきてひたすら年末に録ったビデオを消化。テレビ東京(モヤさま、アリケン怒りオヤジ3)は本当にネ申だね。あのゆるい感じがたまらない。
 久々にみそ汁でも作ろうと思ったら、みそが10月末で賞味期限切れを。でも、もう作っちゃったので入れました。多分大丈夫でしょ、うん。