青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

久々にだらだら書きます。

 明日も早いんだけど、もう関係なく書きます。
 23日に、練習試合がありました。行った先に去年一緒にバレーボール部をやっていた主顧問がいらっしゃるわけです。
 ただ、何となくだけど、今の新規採用者の主顧問と、この主顧問は、バレーボールに関しては合わなそうだな、と思っていましたが、それが確信に変わりました。



 練習試合で、しかも今の主顧問は女子バレーをもっているにも関わらず、男子バレーを指導したり、しかもうちの学校のバレーを指導していたりしていたことが、その顧問は「ありえない」と許せなかったらしく。
 別に離れたわけでもないのに、悪口を言っているから離れたように受け取られたらしく、「離れないでください」と言われ。
 前日にもうちの学校の中で、僕との連携がうまく取れていないことがうわさになっていることをすげー気にしていたらしく、自分が悪口をどこかで吹きこんでいるんじゃないか、と言われた流れもあったので、(本人には言いませんが)久々に腹が立ちました。




 まあ、こんなの4月から日常茶飯事で、今に始まったことじゃないので。




 多分、僕が去年までの主顧問の先生とウマが合って、今年の主顧問とウマが合わないのは、多分、「学校全体の利益」「生徒の利益」を考えているか否かの差なんだと思う。




 より具体的にいえば、学校で何を優先させるかの問題だと思う。




 僕や前の顧問は、授業>行事>>>>>>>部活。つまり、部活というのは優先事項の後ろの方にあって、体育祭や文化祭などの行事で活躍できる人材を前の顧問は、バレーボールを通じて育てようとしていた節がある。
 だから、バレーボールの技術論は結構二の次で、部活中に説教をしまくっていたこともざらだった。
 ただ、勝負の世界はそんなに甘くはないから、今の3年はバレーボール好き集団で、運動神経もすごくいいやつらばかりだったんだけど、結局結果は出なかったよね。





 ただ、今の顧問は、授業>部活>行事。つまり、部活があらゆることの前に来る。部活を通じて人間性を育成したいタイプ。だから、当初は学校行事の役職にはなるべくつかないでくれ、というぐらいだった。当然、技術が求められるし、失敗したら当然厳しくそれを指摘され、時には怒られる。
 でも、そうした部活でしかできない経験を通して、人間性を育てていきたい、そんなタイプの先生だ。




 僕は、どっちにもメソッドがあって、どちらも正しいと思う。





 ただ、残念なことに、うちの学校で今の主顧問のようなことをすると、必ずどこかでズレが起こる。
 うちの学校は、全日制で、比較的に安定はしているけど、中学時代に不登校だったり、部活もほとんどしていないやつらが集っている場所。しかも親が片親だったりする生徒もいる。
 そんな状況で、いきなり厳しい指導をされると、子どもがイヤになる。そしてそれが親にも伝わる。親が部活に理解があれば、「そんなん当たり前だ」で済むけど、理解がない親は「子どもが先生に嫌な思いをさせられた」とかんしゃくを起こす。




 それが原因で、今年うちの部活、1年が2人やめました。




 この件に関しては、僕はどうすることもできなかった、というか、この件について全く向こうが責任をシェアしてこようともしてこなかったので、僕は彼ら2人に何もアプローチをしなかった、というのが正しいかな。





 ただ、申し訳ないけど、僕だったらそうなる前に策を練ったけどな。やめさせない自信はあったけどな。でも、向こうが相談もなかったから、しなかっただけ。





 多分、周りの教員は、この空気を感じ取っているんだろうね。





 多分、今の主顧問からしたら、僕が考えていることって、結局「逃げ道」や「言い訳」を容認しているようにとらえられるかもしれない。
 でも、申し訳ないけど、うちの生徒は、「逃げ道」と「言い訳」をたくさんして生きてきたやつらばかりなので、それをふさいじゃうと、彼らが途端に息苦しくなっちゃうんだよね。




 だから、今の主顧問には申し訳ないけど、僕には僕の正義があって、本人には主張しないけど、そこの正義だけは譲れないんだよね。それに、今でも今の学校をよくする正義はそこにあると確信しているし。




 だけど、ツイッターにも書いたけど、僕の考え方を持っている人って少ないんだよなあ。野党なんだよなあ。だから主張もできないんだよなあ。それに発言したところで、「経験差」という変な尺度がじゃまするだろうし。





 だから僕は、学校では口をつむいで、言われた仕事だけをただ黙々とこなしているわけです。まあ、授業は楽しいし、生徒と触れ合う機会は多いので、心は折れてないですから。





 さ、明日からまた頑張ろ。