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　川崎に、ALWAYS〜三丁目の夕日64〜を見に行きました。2Dですけど。
　いやあ、とにかく感動しました。この間のZIP!とのコラボ企画で泣けるシーンベスト３をしていましたが、そのベスト３のシーン全部泣きましたわ。泣けるシーン3か所。
　後は、歴史を教える者としては、1964年というのが、成長の絶頂だったと思います。よくロールプレイングゲームとかでも、ストーリーを進めているうちが夢中になれるんですよね。今の世の中は、成長は見込めない成熟社会。だけど、日本は成熟社会というものを近代以降、経験していないので、その処方箋を誰も知らないんですよね。ゲームでいうと、ほんと、全クリしたあとの、やりこみ状態みたいな。現代社会はそんな感じですよね。
　そんな中にあって、人々の生活は決していいものではないけど、日々成長を感じることができ、しかもそれを、人間同士のつながりで、喜びも悲しみも、ご近所みんなでシェアできる、そんな世界がALWAYSにはあります。
　ほっこり、暖かい、そんな気分になりたい方、おすすめですぞ。

　あとは来年度の日本史で、ALWAYSを見せて、この高度経済成長はなぜ起きたのかをパフォーマンス課題として、それを見据えた授業展開をしようと画策中です。