青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

ふとじ

 今日もひきこもりデイズ。短期のバイトすらできない(する勇気が無いのと募集が無い)ずぐなし男です。
 もう中型の立佞武多は跡形もありませんでした。青森の祭りの後って本当に哀愁漂いますね。残酷で。特に、町内や高校の立佞武多なんて売り手がつかないもんだから、台から下ろしたら、即刻廃棄ですからね。僕も一度ばかりやったことがあります。紙をばりばり破いたり、針金を曲げたり。ストレスの発散にはなりますけどね。
 ねぶたは3ヶ月から半年かけて、一生懸命作っても、それを運行できるのは多くても1週間。中には1日だけっていうのもありますからね。それが終わって、行くところが無ければ、ただの粗大ごみに過ぎないです。昔は川に流すとかありましたけど、今じゃ環境云々でできませんし。なので、青森ねぶたでも早いところでは、なぬかびの午後から解体して、海上運行の頃にはもう残骸しかないっていうのもありますから。ねぶたはまさに「セミ」と同じです。短い夏を、一生の夏を鮮やかに彩る、そんなセミと同じなんです。そして、秋が来る、これが津軽の夏であります。