青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 明日は津軽弁の日だそうで、いつもRABで放送される「津軽弁の日」が行われる日であります。
 あれは、暇があれば見ようとしています。あの優秀作品は本当に面白い。流れとしては「今週のどんだんず」みたいな体験記とか、ちょっと笑ってしまう俳句や詩などが放送されます。


 そんな津軽の人には大人気の津軽弁の日を明日に控えてこんなことを実施したいと思います。題して、


 津軽弁俳句


 はい、短歌でもいいんですが、やっぱ俳句の方がすっと来て面白いですね。なんで、明日の日記に青森県出身者で津軽弁に慣れ親しんだ皆様に明日の日記でぜひとも津軽弁を使った俳句を作ってください。もちろん僕も作ります。なるたけ多くの作品が欲しいのでご協力お願いします。俳句を作ったら僕にトラバしてくれると嬉しいです。
 ちなみに著作権だけは気をつけて下さい。絶対に優秀作品をパクったりしないで下さい。著作権とかいろんな問題が絡んでくるんで。やめてください。


 今日の津軽弁講座例文
A:「なさ、これけら、はいと」
B:「わい〜、これもっけだべな、などっからとってきたずや。こったのいらねじゃ。沼さかえしてやれじゃ」
A:「んだな…」
B:「あ、んだ、わもなさけてえものあるずや、はいと」
A:「わいは!羽根のといだだんぶり。な、なにしちゃーずや!」


 今日のポイントは「けら」です。これは「ける」という動詞ですが、これはボールを「蹴る」の「蹴る」ではなく、「〜に物をあげる」という意味です。そして、「けら」はその命令形、なので標準語にすると、「あげるよ」ぐらいの感じになります。ちなみに津軽人はアクセントで「ける」と「蹴る」を使い分けていますよ。
 そして、ついでに「はいと」はよく「ける」と使われますが、「はい、どーぞ」が省略した形だと思ってくれれば間違いないです。


 では、実際に標準語に直して見ましょう。


A:「あなたにこれあげるよ、はい、どーぞ」
B:「うわー、これ蛙じゃん。君これどこから取ってきたの?これいらないよ。沼に返してあげなよ」
A:「そうだな」
B:「あ、そうだ、僕も君にあげたいものがあるんだ。はい、どーぞ」
A:「うわー、羽根が取れたトンボ。君、何てことしてるんだよ」


 こんな感じですかね。子どもの頃、とんぼを捕まえては羽根を取ったり、頭を取ったり、そういう無邪気な子がいましたよね。それを見事に津軽弁で表現しております。
 みなさんもよろしかったらお国言葉で今の例文を訳してみてはいかがでしょうか。それでは、またいつかお会いしましょう。