青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

金八レビュー第8シリーズ第3話〜自分であることと規則があること〜

 今回の金八は今朝見ました。以下講評を。

 まず、私服登校のやつ。人間誰しもそうだと思いますが、理由も無く「やれ」とか強制されてやる人ってそんなにいません。特に中学生なんかは自分にとって害になるものに関しては大人が答えられないような曖昧な理由をつけてきます。
 社会には規則ってものがあります。しかし規則を破ってこそ生まれるものというのもあります。規則を破るということはある意味、「自分らしさ」を見つける中途段階、新しい自分を見つける発展段階にあります。それをやみくもに否定するのも少し問題があるし、逆にそれを肯定するのも問題があります。そこのバランスというのが極めて難しいと思います。
 しかし、人間誰しも外に出たらいやが上にも規則に縛られて生きていかなくてはなりません。自由とは規則があってこそ自由を保障されている、それを中学校段階から気づかせることが大切だと思います。



 次に外部コーチの問題。自分みたいに授業しかできない人間にとっては、部活指導は全くできません。中学も高校も運動部には入ってませんでしたし、大学時代もだらだらすごしてきました。そういう指導力のない人間にとっては外部の人、特に地域の人が指導に入ってくれるのはすごくありがたいことだと思います。
 しかし、今回のドラマのように頑張りをけなすことはしてはいけません。人によってその競技に対する捉え方は違います。でも、頑張っているという観点に立てば誰でも共通します。特に中学生にとってその部分を否定してはならないと思います。



 自分らしく生きること…か。永久就職はしたくない…だけど断るのも気がひける。どうしたらいいんだろうなあ。