青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 最近変なプライドが出来上がってしまっていて、できないとすぐ自暴自棄になってしまう、そんな自分です。人前では見えてないけど、ぶっちゃけ負の自分が前面に出つつあります。
 今日は東京に帰ってきました。前みたいに五所川原駅から青森駅まで汽車で行きました。ちょうど高校生の登校ラッシュとぶつかって、わいわいしている高校生をみると何だかすごく懐かしく思えてきます。
 今日はゼミでした。ぶっちゃけ社会科の基礎的な部分をやりました。社会科は批判的精神を養う教科だっていうゼミの先生の基本的な部分(西の社会科思想)を学んだ気がします。西の社会科は安易な愛郷心を植えつけることを否定し、社会的事象を比較したり考えたりする活動が多いのでそれこそ教師の力量が問われるわけで、自分みたいに授業大好き、いい授業したいぜ、っていう人にとってはいいんだろうけど、実際現場に行ったらそんな余裕はなくて指導要領にがんじがらめになって結局愛国心愛郷心を植えつけて満足して終わるんだろうね。悲しいけど。東の社会科は徹底したお国自慢ですから。ま、自分は青森県LOVEな人間だから嫌いじゃないけどね。「日本人らしさ」っていうのも大事だと思うし。最近はゼミの先生が「基本的原理は一緒のはずなのに愛郷心は肯定して愛国心を否定するっていうのは矛盾している」って言っているので、確かにそうだなって思い、愛郷心を持っている以上、愛国心も肯定することにしています。よく愛国心っていうと、戦前の「お国のためなら命も惜しまず」的なニュアンスがありますが、決してそんなイメージではありません。自分の愛国心は「日本人らしさ」を考えることだと思っているので。そこは間違えないでね。


 そういや地元でALWAYSをレイトショーで見た。ネタバレするからあまり書かないようにするけど、鈴木オートの堤さんがやっていた役は相変わらずいい味を出していた。ずしりとくる、そんな感じ。
 何かこう感情が高ぶるって事はないけど、不思議と温かくなれる、そんな映画です。
 浅利陽介津軽弁はうまかったです。うちの父ちゃんは堀北真希津軽弁を「あんなの津軽弁じゃねー」って否定していたけど、ま、しょうがないよね。