青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 ありゃりゃ、迷走中です。
 2日、採用試験の勉強で一日が終わる。
 3日、バイトで一日が終わる。
 4日、論文を読みまくって一日が終わる。
 結局、自分は何がしたいのかがよく分からなくなりました。



 いつだかの新聞で見たけど、買い物難民っていう問題があるみたい。
 これは、地方の商店の問題とリンクさせて学習することができるなと思いました。
 まず、1990年代頃からショッピングセンターの建設ブームが起きます。これによって、中心商店街が空洞化し、多くの商店街がシャッター街となってしまいます。
 これに追い打ちをかけたのが2000年にできた大規模小売店舗立地法です。これは、それまで商店街との問題に配慮して建てねばならなかったショッピングセンターの規制が緩和された法律です。これにより、多くの商店が従来の商店街から、ショッピングセンター一か所に集まるような構成ができます。
 これで問題になってくるのが、お年寄りなど車という足を持たない人々です。ぶっちゃけショッピングセンターは車じゃないといけないところにできます。うちの地元にも柏と五所川原にショッピングセンターがありますが、柏はうちの地元の、五所川原のは五所川原の中心商店街を空洞化させました。子どもながらに、「どうしてうちの地元はこんなに廃れちゃったの?」「きっと、柏にジャスコができたからだ」「いいな、柏はうらやましい」って考えた事があります。
 で、ここまでは普通の話。今はさらにここから先に話が進みます。
 このショッピングセンターも今は衰退の一途をたどっています。
 朝日新聞には渋川市の問題がありましたが、例えばJUSCOなんかも今は経営を縮小させ、多くの店が閉店や規模縮小をしています。うちの地元にあるジャスコも、リニューアルオープン&店舗面積増床を今年うたっていますが、実際はJUSCOが食料品と一部のものに経営縮小し、後は専門店のテナントになっただけです。
 つまり、一件順調に見えるJUSCOですら今は経営の危機を迎えていると言わざるを得ません。
 


 ちなみにうちの地元でJUSCOがつぶれたら…、買い物できる場所への移動がさらにかかるでしょうね。
 といっても、うちの地元はまだ某か○ぜんとかがあるから、まだ大丈夫なのか。でも、か○ぜんも最近見ないから危ないのかねえ。



 買い物難民や商店街の空洞化の問題は、うちの地元なら「どうしてJUSCOができたのか?」「JUSCOができて何が問題となったのか」を授業に出来る内容だと感じました。