■
実家帰ってきました。台風の影響をうけることなく帰ってこれたこの日を選んだのは何か運がいいな、と思いました。
帰ってきた目的は、週末の弘前大学での学会参加です。地元、地元、とは言いますが、
厳密に言うと自分は弘前には住んだことはないですし、まして弘前大学なんて6年前にセンター試験を受けに入って以来、一度も行ったことありません。
まあでも、地元、なんでしょうかね。
実家に帰ってきたら、今日の青森テレビで原宿のスーパーよさこいの番組を放送するんだって。
自分、普通に原宿に見に行ってましたが(初日に)。
今日のヒストリアはよかった。江戸時代に東大寺の大仏を再建した時の話。東大寺の大仏は、奈良・鎌倉・戦国・江戸と4度の再建をしており、あの今ある大仏は、4度の再建がつぎはぎのようになってできているそうな。
ホント、歴史を感じますね。
戦国時代、大仏は下半身を残してなくなってしまう。それを一応再建したものの、大仏殿(おおう建物)がないために、雨で野ざらし。おまけに突貫だったため、大仏がぼろぼろになっていました。
そんな中立ち上がったのが、公慶というひとりのお坊さんでした。
しかも、江戸時代は藩も幕府も再建には後ろ向きだったなか、公慶というお坊さんがひとりで、勧進(秘仏などを見せ、人々からお金を入れてもらう活動)をし、7年かけて一万両(今でいう十億円)を集めて再建した、っていうのは本当にすごいっすね。
募金活動でも億単位のお金が集まるけど、あれとは比べ物にならないぐらい大変だったと思われます。
それだけ大仏への思い、というのが強いのだと思います。
なかなか感動するお話でした。