青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 書評を書くのは面倒くさいので書きませんが、最近この2冊の本を読みました。

 

こんなに厳しい!世界の校則

こんなに厳しい!世界の校則

 世界の校則について書かれています。あれもこれも校則で禁止しているベルギー、敬え感が強い中国、などなど、世界の校則の背景に含まれているお国柄がよく表現されています。
 社会科的にも、学級通信的にも小話として語ったり、書いたりするにはちょうどよいかも。



 

教育×原発 操作される子どもたち

教育×原発 操作される子どもたち

 ちょっと思想が強いけど、それでも著者が書いている、「教育ですべてが解決するとは限らない。社会背景とか、経済状況とか、そういう視点も入っているんだから」という部分には共感しました。あと、たびたび著者が主張する、民主主義=議論=安心、という罠。民主主義という背後に隠れた(明示されない)支配関係、主従関係、そういうのをきちんと見ろよ、という思想。これは確かにそうだなと思いますね。
 多分、反論や批判を覚悟の上だと思いますけど、現場にいる人間からしたら、ああ確かにそうだな、と感じさせてくれる本です。