青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

ちょっと面白い話

 津軽弁を言える人限定です。なので津軽の方だけ楽しんでくれれば幸いです。今日の同窓会でやっていた講演からです。
 「からだで「へ」のつく部分はどこでしょう?」
 っていう問題があるクイズ番組で出たんだそうです。答えは「へそ」ですが、津軽人何を思ったか、分かったって手挙げて、言った答えが「へなが」だど。したら司会者「いや、へなかは違いますね」。したっきゃその人、「あっ、へばわがった、「へじゃかぶ」」だど。

 
 やべ、書き起こしてみるとあんまり面白くないなこれ。でも、それはすごくためになって、例えば津軽弁で髪の毛を表す「じゃんぼ」って言葉、あれは明治時代にできた言葉で、「ざんぎりぼうず」という言葉の「ざん」と「ぼ」を取って、くっつけて「ざんぼ」→「じゃんぼ」なんだって。あと、津軽弁で「行こう」という意味を表す「あべ」、これも「歩いていくべ」が短縮して「あべ」になったんだってさ。
 ちなみに今の青森県の子どもは「じゃんぼ」の意味が分からないそうです。聞くと「大きい」とか「宝くじ」とか答えるみたいだって。
 あと、万葉集古今和歌集では「吾」で「わ」、「汝」で「な」って読むらしいです。つまり、わんどは未だに奈良時代平安時代の古きよき時代の言葉を使っているというわけだから、そうやって考えると、津軽弁は虐げられるって言うよりはむしろプラスの意味でとらえていいのではないか、って思うね。 
 そういやセーラー服と機関銃の刑事さんが津軽弁を話していた気がするな。あれさ、悪いけど完全に津軽弁だったな。津軽の人でもあそこまで流暢に津軽弁のイントネーションで話せないっていうぐらいすごかった。