青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

日程ふり返り

 6月30日は普通に過ぎていきました。シティズンシップの授業での発表は、ただただ西の社会科教育の学会では主流の理論を大前提として自分なりに改良を加えただけなのに、結構褒められました。まあ、国際教育分野での発表だったので、多少適当なことを言っても許される感があったので今の小学校社会科の授業は実質総合的な学習の時間と化しているなんていうある意味ここの大学の社会科教育を柔らかに批判してみたりしてました。卑怯かもしれませんが、自分の意見が素直に言える環境なので結構楽しいです。
 それで例の指導案の件。授業では批判はされなかったのですが、後で自分が6時間目の授業に抜けた後、別の院生が先生の文句を聞かされたそうです。いやはや本当に申し訳ない、って感じです。



 7月1日。授業で地理教育で有名な附属中の先生の講演を聞く。いやあ、やっぱりすごいです。あの先生に地理を習っていたら絶対に地理が好きになるわ、っていう斬新さと新たな視点を提示してくれます。
 授業後にも自分らのアフリカの指導案のことも少しお話してくださったりで本当にありがたかったです。地理は暗記ではなく、総合学問なんだっていうのは本当にうなづけます。逆に言うと、地理って幅広いがゆえに学校教育では教師の力量がすごく問われる分野なんですよね。だから教材研究を面倒がる先生は、インタビューをそのまま鵜呑みにして授業で言ったり、お国自慢・知識暗記に走ったりするんだなあ、って。
 ゼミでは、新学習指導要領はある意味、うちの社会科教育研究室の思想を潰しにかかっているということを聞きました。確かに新指導要領は人の「思い」や「願い」といった国語的な側面だけで社会科の授業を構成することを大きく嫌っています。小学校でも価格や費用といった問題、儲けるため(生産者側)の努力と工夫が内容に入ってきていますからね。



 今日は金融・経済教育のまとめと法教育の模擬授業。疲れました。これでひと段落。明日はゆっくり寝れそうです。