最近買った本
自分の同級生も載っています。
最近出ている歴史教育の中では、様々な研究者が、様々な視点で歴史教育を語っているのが特徴です。
どちらかといえば、理念ではなく、実際の授業の視点から考えているものになるので、明日にも使えるものが多いですし、内容よりは手法(ファシリテーター)の方に重点が置かれたものになっています。
また、歴史の専門家だけでなく、他教科の専門から歴史教育を語っているのもこの本の特徴です。
やはり実践レベルになると、Essential Questionの具体例が出ているので、「ここまで論じられるようになったか」というのが印象的でした。
歴史教育が、「歴史学固有の」ものでない、ということを示した本となっています。
(12/29追記)
実話を基にしたフィクション。様々な環境の変化から、ストレスで動けなくなってしまった元アイドルでライターの30手前の主人公女性が、ひょんなことから、ササポンという50代男性とシェア生活。他人に見栄と虚勢を張る主人公を、ササポンはほとんど何も言わず、でも、何かを悟るように一言だけ助言をする。その言葉や行動に、主人公が癒されていく・・・。そんなストーリー。読み終えるとなんだかほっこり。そんなお話。
歴史学の視点に基づく歴史の見方が学べる。教材研究のために買いました。